河原 英雄
「前歯でも噛める入れ歯」の義歯調整方法を導き出した河原英雄先生は、 60歳になったのを機に、学生時代からの志である無医村での診療を実践しようと、大分県佐伯市で再開業。 そこで高齢者の入れ歯調整の結果、多くの要介護高齢者の認知症が改善したり、 歩けなかった人が元気に歩き出したりする様子を目の当たりにしました。 高齢化時代の今こそ、この義歯調整を広げなければと思い至ったのです。 河原先生は「入れ歯は口の中に入れる道具と考えられてきたため、自分の口で調整するものとされ、合わないのは使っている本人のせいとされてきた」と言います。 そのため、噛み合わせを咬合器にかけてみると、上下の歯で接しているのは奥歯の一部だけという入れ歯が作られることも珍しくありませんでした。
河原英雄 日本顎咬合学会元会長(現顧問)/医学博士 プロフィール 1941年 福岡県生まれ 1967年 九州歯科大学卒業 1968年 福岡市にて開業 2002年 大分県佐伯市に移転、開業 九州大学歯学部臨床教授、台北医科大学歯学部臨床教授 奥羽大学歯学部客員教授、明海大学歯学部非常勤講師 九州歯科大学非常勤講師 日本審美歯科協会会長・日本顎咬合学会会長等 歴任 医学博士 講義一覧 健康長寿の究極は予防歯科である 歯科の健康づくり(4)「生活の医療」としての歯科医療 入れ歯の調整や口腔ケアによる機能再建や寝たきりからの自立を示す症例がいろいろと報告されているが、そこからは生きる意欲の回復もうかがえる。
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