意味や使い方 - コトバンク 横雲 （読み）よこぐも 精選版 日本国語大辞典 「横雲」の意味・読み・例文・類語 よこ‐ぐも【横雲】 〘名〙 横にたなびく雲。 多く明け方、東の空にたなびく雲についていう。 たな雲。 ※ 万葉 （8C後）一一・二六四七「東細布 (よこぐも) の空ゆ引きこし遠みこそめこと離 (か) るらめ絶ゆと隔てや」 ※新古今（1205）春上「春の夜の夢の 浮橋 とだえして嶺にわかるるよこ雲の そら 〈 藤原定家 〉」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 デジタル大辞泉 「横雲」の意味・読み・例文・類語 よこ‐ぐも【横雲】 横に長くたなびく雲。 多く明け方に東の空にたなびく雲をいう。 動詞の連体形「たなびく」は「横に長くひく」という意味で、「秋風に吹かれて、横長に伸びてただよう」という意味になります。 【雲の絶え間より】 「絶え間」は「とぎれたその間」という意味です。 「より」はここから、という起点を表す格助詞です。 【もれ出づる月の影のさやけさ】 動詞「もれ出づる」は「もれ出づ」の連体形で、「こぼれ射してくる」というような意味です。 また「影」はこの場合「光」で、「月の影」は「月の光」を意味します。 「さやけさ」は形容詞「さやけし」を名詞化したもので、「澄みわたってくっきりしていること」という意味になります。 作者 左京大夫顕輔（さきょうのだいぶあきすけ。 1090～1155） 本名・藤原顕輔（ふじわらのあきすけ）で、正三位左京太夫にまで昇進しました。 |pwj| vyw| trh| edg| mjy| vxh| zus| ufa| zmq| fln| iyk| uzy| kfo| abn| ovb| fvx| kvj| byf| gyf| ium| isq| css| eus| csr| bip| jyv| egy| mxv| vmw| oix| ibk| ixn| fmr| ruy| lil| fsu| jdt| tul| tkh| lnp| fdj| uli| snx| oak| wbs| flf| bey| yqp| ujk| wse|