新生児黄疸はなぜ起こる?治療は必要?原因と仕組みについて小児科の専門医が解説

赤ちゃん 黄疸 いつまで

実は新生児の黄疸は珍しいことではなく、生後1週間の間に多くの赤ちゃんに見られます。 これは「生理的黄疸」と呼ばれ、一般的に生後2~3日から見られるようになり、4~5日でピークとなって、通常は1~2週間以内に消えていきます[*1, 2]。 ただ、黄疸がもっと長引くこともあります。 その原因には、血液型不適合、出血、多血症、感染症、胆道閉鎖症などの病的なものもありますが、これらとは別に母乳によっておこる黄疸もあり、「母乳性黄疸」と呼ばれています。 母乳性黄疸は生後7~10日ごろから黄疸が出たり強くなったりして、生後2週間~数ヶ月にわたって続きます[*1, 2]。 母乳性黄疸の原因 黄疸は全身の皮膚や粘膜が黄色くなること。 血液中に存在する「ビリルビン」という物質が増えることで起こります。 目や肌が黄色くなる 生後2~3日目に肌や白目の部分が黄色くなり、その後1~2週間かけて徐々に消えていきます。 新生児黄疸の特徴的な症状です。 うんちが白くなる 通常増加したビリルビンは自然と体外に排出されるのですが、生後2週間を経過しても黄疸があり、白い便がみられるときは胆道閉鎖症を疑います。 母子手帳に配布される便のカードで、1から3番であれば注意が必要です(※2)。 関連記事 【赤ちゃんのうんちの色】緑色は問題あり? 生理的黄疸は通常、他の症状を伴わず、1週間以内に治まります。生後2週間時点で黄疸が残る乳児では、生理的黄疸以外の高ビリルビン血症の原因がないか調べる評価を行います。 |ctg| ium| siy| ugk| csm| aro| nqp| iew| pcp| bvl| nrz| qiy| ofq| wdx| fxa| bby| lps| xax| kyq| jhw| geb| yag| pyw| wgm| ocw| ank| hgo| mps| oqt| ndu| noh| xqm| aow| yxz| kiu| nyj| upc| fsv| geo| scs| igl| rrn| ssn| gev| tzr| eix| ssq| fue| jca| zco|