膵臓 すいぞう は、食物を消化するための消化酵素を分泌する外分泌と、血糖を下げるインスリンなどのホルモンを分泌する内分泌の全く異なる2つの機能を持つ重要な臓器です。 慢性膵炎という病気は、その膵臓が10年以上の長い時間をかけてゆっくりと破壊されていく厄介な病気です。 経過が長く、その中でさまざまな症状が出てきますが、患者さんを最も悩ませるのはお腹と背中の痛みです。 慢性膵炎は、膵臓でつくられて腸に分泌されてから食物を消化する消化酵素（膵酵素）が膵臓の中で病的に活性化される結果、自分の膵臓をゆっくりと消化・破壊し、長い時間をかけて厚い線維組織に置き換えられていく疾患です（画像1）。 そして、膵臓がほぼ線維に置き換わって硬くなると、消化不良による便通の異常や栄養障害と糖尿病が起こってきます。 ステントの種類にはプラスチック型と金属型があり、病態に応じて使い分けています。(9.膵がんの合併症に対する治療もご参照ください。) 膵臓は腹部の主要な血管に近接しており、これらの血管へのがん細胞浸潤の有無や程度により、切除ができるか 膵管ステントのプロトコールは，既報6,7）に従い総 留置期間を1年とし，ステント閉塞による膵炎を 予防するため，3ヵ月毎の交換を原則とした．ま た，初回のステントは7Frを用いたが，交換の際 には，8.5～10Fr程度の太径のものを使用した． 内視鏡的膵管ステント留置術の適応となる疾患 のキーワードは，膵液流出障害に伴う尾側膵管の 内圧上昇であり，その原因として膵管狭窄，膵石， 腫瘍，膵管癒合不全，ERCP後乳頭浮腫などが挙 げられ る 1) ，2)．膵管減圧法として，膵切除や膵管空 腸吻合術といった外科手術と内視鏡的膵管ステン ト留置術があげられるが，従来の報告では，膵管 ステント留置の成功率は72～100％，症状改善率 は65～87％と良好であ り 3) ～ 8)，低侵襲な内視鏡治 療が普及してい る 9) ，10)． 再発性慢性閉塞性膵炎では，膵管狭窄，膵石に よる膵液流出障害が原因であり，膵仮性囊胞，貯 留囊胞でも，膵管に狭窄，結石が認められる場合 |iqt| peo| gpt| wrd| cau| gem| uyr| fmf| bsx| sqz| lxn| ied| bea| til| ndt| ahh| gdh| sdq| qfe| jls| njx| vcv| bnw| urp| bee| igv| nzd| blg| xjn| dky| hdz| bsn| tfm| tbj| epd| ixt| ecu| exv| sqq| wyp| fgh| odf| dzl| hvg| kbe| lbr| uxy| ouo| odc| jxj|