高崎 八幡宮
群馬県高崎市の「山名八幡宮」は、安産・子育ての神社として昔から地域に親しまれてきました。 現在はそれにとどまらない新しい取組みに注目が集まり、なんと2017年のグッドデザイン賞を受賞しているのです。
八幡八幡宮 八幡宮社頭造営図 八幡八幡宮の創建は天徳元(957)年と伝えられ、京都の石清水八幡宮を勘請したのが始まりとされています。 上野国一社八幡宮として由緒のある神社であり、とりわけ代々源氏の崇敬が深く、源頼義・義家(八幡太郎)は奥州征伐のおり、八幡八幡宮に必勝祈願を行い、戦に勝った結果、社殿を改築したといいます。 棟札によると、現在ある権現造の本殿の上棟は宝暦7 (1757)年であり、幣殿と拝殿は江戸中期~後期の建築様式と考えられています。 社殿8棟・神門2棟・鐘楼1棟が一体的に構成された境内配置として今日に残るものとしては全国的に見ても希少であり、18世紀初期から19世紀中期頃にかけての神社建築装飾化の過程を示すものとして、令和5年に市指定重要文化財の追加指定を受けました。
山名八幡宮 (やまなはちまんぐう)は、 群馬県 高崎市 山名町にある 神社 。 旧 社格 は 郷社 。 由緒 清和源氏 新田義重 の子で、 山名氏 の祖の 山名義範 が 文治 (1185年 - 1190年)または 安元 年間(1175年 - 1177年)に 豊前国 ( 大分県 )の 宇佐神宮 の分霊を 勧請 して社殿を造営し、武運の神( 武神 )として崇敬したのが始まりとされる。 応永 年間に 南朝 の 尹良親王 が 山名城 に滞在の折、城主 世良田政義 の娘が親王の子( 良王君 )を懐妊し、当社にその安産を祈願したと伝えられ、以来、子育て・虫封じの神として信仰が篤い。 本殿・幣殿は 18世紀 半ばの建造とされ、市指定の 重要文化財 。
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