裁判 費用 負け た 側
(6)裁判に勝ったら弁護士費用は負けた相手側が支払ってくれる? 弁護士費用は、裁判で負けた方が支払うと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、 民事訴訟で弁護士費用を負担するのは、それぞれ委任した人(依頼者)になります。
裁判には弁護士に払う「弁護士費用」とは別に、「訴訟費用」と呼ばれる手数料などが発生します。 一般的な損害賠償請求事件(民事)の判決では、裁判所が賠償額のほかに訴訟費用の負担割合も決めます。 ニュースで判決を取り上げる場合は、その賠償額にばかり注目されがちです。
よく、ご相談者の方から 「裁判に負けたら、相手の弁護士費用を払わなければならないんですよね? 」 という質問を受けることがありますが、 相手方の弁護士費用を負担する義務はありません 。
原則として訴訟で敗訴した側が訴訟費用を負担することになります。ただし訴訟の結果がわかるまでに訴訟費用は必要となるので、裁判が進まないことから当事者の一方が支払って最終的に勝った方が負けた方から取り立てることになります。
裁判で負けた方の当事者が相手方の弁護士費用まで負担しなければならない制度のことを、「敗訴者負担制度」と言います。 日本では、この敗訴者負担制度は採用されていません。 ですから、裁判を提起して勝訴しても、相手方に、自分の負担した弁護士費用を請求することは基本的には認められません。 日本で、敗訴者負担制度の導入が検討されたこともありました。 しかし、大企業相手の消費者訴訟、国や地方自治体相手の訴訟、医療機関・医師相手の医療過誤訴訟、労働訴訟などについては、被告が、優秀な弁護士を多数委任することが可能であり、大企業、国や地方公共団体、医療機関・医師などが負担する弁護士費用を負担させられるとなると、怖くて訴訟が提起できなくなります。 ですから、日本では、敗訴者負担制度は導入されていません。
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