マイクロ カウンセリング 技法 5 つ
1990年代にアイビーとその共同研究者は、多くのカウンセリングに一貫して見られる共通のパターンに気付き、それをマイクロカウンセリング技法と命名し、「マイクロ技法の階層表」にまとめた。 それは4つの技法(階層)に分けられている。 かかわり行動、かかわり技法、積極技法、技法の統合 マイクロカウンセリングの最終目標は「クライエントを、自分の責任で人生を選択できる意図的な人間にすること」であり、そのためにカウンセラー自身がそのために意図性をもち、複数の理論や技法を用意して効果的に使う必要がある。 ①かかわり行動 クライエントの話を「聴く」ことに重点をおいた技法。 カウンセリングの基本であり、聴き手の積極的な傾聴の姿勢をクライエントに示す手法の総称である。
めの5 つの上級技法(的確な共感,直面化,肯定的意 味づけ,自己開示,指示)を定義している。これらの うち,特に基本技法は,"聴く"ことに焦点を合わせ た傾聴技法である。 マイクロカウンセリングによる訓練は,心理臨床家
今回はマイクロカウンセリング技法の 「マイクロ技法の階層表」 うち、 1)かかわり行動から、2)かかわり技法(基本的傾聴の連鎖)3)5段階の面接構造 について以下概要を説明します。
マイクロカウンセリングは理論の統合,技法別に分類し,カウンセラーによる援助法の体系化を行っている。 (2) 教え方・学び方のパターン化 1まず説明する 2してみせる(モデル提示) 3させる(実習) 以上のパターンで学習する。 つまり,技法を中心に「学び」・「使い」・「教える」知識のみの教育ではなく,実習で経験させる。 さらに他者に教えることにより技法が深化していく。 学習定着が良い。 (3)意図性が面接の目標 マイクロカウンセリングの最終日標は,クライエントを自分の責任で人生を選択できる意図的人間にすることである。 カウンセラー自身がそのために意図性をもち,複数の理論や技法を用意して効果的に使う必要がある。 (4)技術の階層化 効果的学習のため,面接過程順に技法が列記されている。
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