ちご の そら ね 動詞
せ=サ変動詞「す」の未然形、直後に接続が未然形の助動詞「む」がきているため未然形となっている. ん(む)=意志の助動詞「む」の終止形が音便化したもの、接続は未然形。. この「む」は、㋜推量・㋑意志・㋕勧誘・㋕仮定・㋓婉曲の五つの
せ … サ行変格活用の動詞「す」未然形 む … 意志の助動詞「む」終止形 と … 格助詞 言ひ … 四段活用の動詞「言ふ」連用形 ける … 過去の助動詞「けり」連体形 を … 格助詞 この児、心よせに聞きけり。 この児は、期待して
驚かせたまへ。 」と言ふを、 うれしとは思へども、 ただ一度にいらへんも、待ちけるかともぞ思ふとて、 今一声呼ばれていらへんと、念じて寝たるほどに、 「や、な起こしたてまつりそ。 幼き人は寝入りたまひにけり。 」と言ふ声のしければ、 あなわびしと思ひて、今一度起こせかしと、思ひ寝に聞けば、 ひしひしとただ食ひに食ふ音のしければ、 すべなくて、無期の後に、「えい。 」といらへたりければ、
「児のそら寝(ちごのそらね)」を用いて、動詞の活用する行について確認しておきましょう。 目次 文中での活用形は6割が連用形
現代語訳 ※青…単語、文法 ※赤…敬語など解説 これも 今 いま は 昔 むかし 、 比叡 ひえ の 山 やま に 児 ちご ありけり。 これも今は昔のことだが、比叡山延暦寺に児がいた。 ※けり…過去を表す助動詞「けり」の終止形 「児」という語について ①赤ん坊、幼児、子ども ②寺院などに学問などを習得するために預けられていた少年 ③神社や寺院の祭礼などの行列に加わる児童 ここでは②の意味で用いられています。 ちなみに枕草子の「うつくしきもの」では「瓜にかきたる児の顔」「頭は尼そぎなる児」などという表現がありますが、これは①の意味で用いられています。 枕草子 「うつくしきもの」 現代語訳 内容がスッと理解できる
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