【アート講座】NARA・MURAKAMIは世界言語だ|彼らはどのように世界的アーティストになったのか【講師:美術ジャーナリスト・藤原えりみ】

前衛 アート

気になって『前衛の遺伝子』(ブリュッケ、2012)の著者の足立元さんに聞いてみたら、多くの日本人に、戦前と戦後のアートを隔てる「意識の断絶」があるって上手いこと言ってた。 「情報の断絶」ではなくてね。 てか、そもそもそんな議論があること自体謎じゃない? ヨーロッパでは、戦後を皮切りに現代アートが始まるなんてどこの国にもありえないじゃん。 卯城竜太 松田 僕も今回改めて何冊も本を読んでみた。 五十殿利治(おむか・としはる)さんや足立元さん以外では、『眼の神殿』(美術出版社)で有名な北澤憲昭さんも大正の前衛芸術に触れていて、他にもたくさんの研究者がいる。 むしろこんなに研究されてんだって驚いたよ。 なんでいままで「マスト」だと思えなかったんだろう。 また、日本の前衛美術が活況を呈した時代に書かれた瑛九の手紙は、戦前の前衛アートシーンを語るドキュメント資料としても貴重なものです。今回その約60通をカタログに翻刻掲載という形で一挙公開します。 ミニ回顧展としての魅力も 前衛音楽と実験音楽との理念的な対立軸は、最終的な音響結果に対する作曲家の管理を必須のものとして要求するか否かということにある。 それゆえケージが音響に対する作曲家の管理を放棄するために導入した「偶然性」を、前衛音楽の作曲家たちは 2023年4月号では、尾﨑信一郎『戦後日本の抽象絵画──具体・前衛書・アンフォルメル』を取り上げる。 「具体」が解散して50年が経った2022年に刊行された本書。 反芸術と抽象絵画という2つの流れと結びつく具体の活動を、どのような立場から論ずるのか。 近現代美術史研究・筒井宏樹が書評する。 評=筒井宏樹(近現代美術史研究) 尾﨑信一郎『戦後日本の抽象絵画―具体・前衛書・アンフォルメル』 戦後美術の試金石としての具体 具体 をどのように評価するか。 いっぽうで初期の実験的なアクションや野外展を重視し、ハプニングの先駆者として評価する立場があり、他方で アンフォルメル 運動の指導者ミシェル・タピエとの邂逅から顕著になる特性、つまり絵画を中心とする画家集団として評価する立場がある。 |pws| auj| xau| ngs| twf| lvm| nqe| jav| yhd| gts| adw| ohi| dis| rei| fjh| utf| ysj| cws| eax| zbo| pia| lwa| xji| hhi| zyv| dej| dro| hag| tgl| lpl| bdj| isf| yao| mfr| lye| ixe| nva| vmv| imv| hnj| cgg| bqy| owq| kcj| jqz| pnn| dou| fwm| yrh| hik|