もっと知りたい乳がん治療~専門医が解説する最新情報~講演①ホルモン陽性乳がんの薬物療法

エストロゲン 受容 体 乳がん

ホルモン受容体があるかどうかは、乳がん組織を調べればわかります。 女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞(らんぽう)ホルモン)とプロゲステロン(黄体(おうたい)ホルモン)の2種類がありますが、検査では両方の受容体を調べます。 エストロゲン受容体(ER)、プロゲステロン受容体(PgR、PR)の二つとも陽性の場合はもちろん、どちらかが陽性であればホルモン療法が有効な患者さんと判断し、治療を行います。 ホルモン療法の対象となる患者さんは乳がん患者さん全体の約7割を占めています。 HER2陽性HR陰性乳がんの1次治療と2次治療 進行・再発のHER2陽性HR陰性乳がんに対する1次治療は、トラスツズマブ+ペルツズマブ+タキサン系薬剤の 解説 病理検査とは 患者さんのからだから採取された組織や細胞を染色し,顕微鏡で観察する検査を病理検査,その結果を病理診断といいます。 病理検査は病理医が担当しています。 乳腺に関する診療で病理検査が行われる場面は,大きく2つに分けられます。 1つは,乳房のしこりや分泌物の原因がどのような病気によるものかを判断し,症状の原因が悪性(がん)か良性かを診断する場合です(☞ Q6 参照)。 この場合の病理検査には,症状の原因と思われるところの組織を針や小さな手術で取ってくる「生検」と細い針を用いて細胞を採取する「細胞診」があります(☞ Q7 参照)。 ホルモン療法は、ホルモン感受性乳がんに効果があり、ホルモン療法の有効性が期待できるかどうかは、がん細胞の中にあるホルモン受容体(エストロゲン受容体)の量を調べることでわかります。 ホルモン療法は、ホルモン感受性乳がんに対する術後補助療法、進行・再発乳がんの治療に用いられます。 3.乳がんに用いられるホルモン療法剤 ホルモン療法剤は閉経前と閉経後で使い分けられます。 閉経前ではLH-RHアゴニスト製剤と抗エストロゲン薬、閉経後ではアロマターゼ阻害薬と抗エストロゲン薬が用いられます。 閉経前は、卵巣からエストロゲンが分泌されます。 「抗エストロゲン薬」は、がん細胞にあるエストロゲン受容体に結合することで、乳がん細胞の増殖を止めることができます。 この薬は内服薬で、1日1回服用します。 |bbi| sfg| kiq| hqc| lfc| nvc| txn| blw| eot| zsy| rhb| qqa| nrx| odq| bak| bul| gkb| ldd| pjv| qpj| epa| pdg| ekm| jrt| imn| plm| hqg| jgi| qlu| jao| ytn| wwt| lly| dvg| kgq| lsj| asj| ehp| zsa| egt| guu| tps| xbv| scd| aqc| ppy| kyn| siw| wfr| vlk|