カマキリ の 生態
ハリガネムシとチョウセンカマキリ。(写真提供:佐藤拓哉) - Yahoo!ニュース(ナショナル ジオグラフィック日本版)
カマキリの眼は、顔の両側にある大きな眼は複眼で、その二つの複眼の間にある小さな3つの眼が単眼です。 なんとカマキリは5つの眼を持っているのです。 単眼は、主に明るさを感知する役目です。 複眼とは、小眼 (個眼)とよばれる色素細胞が2万個以上集まったものです。 これによって昼間は色素細胞が広がり、余分な光を遮ります。 夜には色素細胞が表面に集まるので、光をたくさん取り入れることができます。 小眼の色素細胞を調節することで、夜でも狩りができるのです。 色素細胞が集まると、眼の表面が黒く、まるでサングラスをかけているように見えます。 まさに夜のギャングという感じですね。 カマキリの眼を色々な方向から見ると、必ず黒い点がある事に気が付きます。
|目に見えるいきもの図鑑 トップ > いきもの図鑑 > 昆虫図鑑 > オオカマキリ オオカマキリ 前足の鎌で獲物を捕らえる。 オオカマキリの特徴 日本最大のカマキリで、9cm以上の体長の物もいる。 チョウセンカマキリと似ているが、前脚の基部に黄色い点があるのが特徴である。 色は緑と茶色、それらのミックスがみられる。 生活する環境に合わせた保護色だと考えられている。 メスの方が体が大きく、交尾後にオスを捕食してしまう。 オオカマキリの生態 3月から4月ごろに羽化する。 200匹ほどの幼虫が生まれ、時に共食いをしながら脱皮をして成長する。 バッタなどの昆虫や小型の爬虫類をも餌として捕食する。 危険を感じると前脚を大きく開いて威嚇する。 日の当たる環境を好むが、夜でも活動している。
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