大納言 意味
一大事 (いちだいじ) 大人 (うし) 右大臣 (うだいじん) 遠大 (えんだい) 大字 (おおあざ) 大足 (おおあし) 大味 (おおあじ) 大汗 (おおあせ) 大当たり (おおあたり) 大穴 (おおあな) 大甘 (おおあま) 大雨 (おおあめ) 大あり・大有り (おおあり) 大荒れ (おおあれ) 大慌て (おおあわて) 大銀杏 (おおいちょう) 大いなる (おおいなる) 大いに (おおいに) 大入り (おおいり) 大入り袋 (おおいりぶくろ) 大内 (おおうち) 大写し (おおうつし) 大奥 (おおおく) 大叔父・大伯父 (おおおじ) 大男 (おおおとこ) 「大」を含む言葉を全て見る
大納言 あずきの中で特に大粒な特定の品種群は、「大納言」と呼ばれ、流通・加工上、普通のあずき品種とは区別されています。 その名前の由来は、この品種群のあずきは、大粒なだけではなく、煮たときに皮が破れにくい特徴を持ち、いわゆる「腹切れ」が生じにくいことから、切腹の習慣がない公卿の官位である「大納言」と名付けられたと言われています。 なお、円筒あるいは俵のような豆の形が大納言が被った烏帽子に似ているためという説もあります。 江戸時代には、「大納言」より小粒なため「中納言」、「少納言」と名付けられた品種もあり、現在も長野県、福島県等一部地域で栽培がみられます。
納言というのは天皇の言葉を臣下に伝えたり、臣下の奏上を天皇に伝えたりすることを本来の役目とし、そこから実際には各省を指揮して行政の執行を司る役職になりました。 大納言と少納言の違いは、元々は同じ役目の中での長官と次官のような意味合いです。 ただ、大納言は大臣に準じる重職とされ、大臣を代行することもあるため、当初は定員4名だったものを「そんな重職に4人もいたら多過ぎる」として、奈良時代に入る直前の時期に2名に減らされたのです。 そうすると官職にあぶれる貴族が出てきてしまうので、穴埋めとして中納言という役職を新たに設け、数合わせをしたわけです。 だから中納言という官職は、実は律令に載っていません。
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