韓信 また くぐり
かんしんのまたくぐり 大望を抱く者は目前の苦労や恥は、耐え忍ばねばならぬことをいう。 中国の前漢の武将・韓信(かんしん)は、若いころ無頼の男にけんかを売られたが、じっとこらえにこらえて相手の股(また)をくぐり、許しを請うたことがある。
「 韓信 の股くぐり」という句で 有名 。 注記 「韓信」は、中国漢の高祖 こうそ 劉邦 りゅうほう の臣下で、名将として知られた人物。 「匍匐」は、腹ばいになって進むさま。 「匍匐」は、「蒲伏」とも書く。 故事 韓信がまだ若く貧乏なころ、淮陰 わいいん の若者に、「お前は立派な長剣をさげているが、できるものなら、その剣で俺を一突きにしてみろ。 できないなら俺の股の下をくぐれ」と挑発された。 韓信は腹ばいになって若者の股下をくぐり、見かけ倒しの臆病者だと大勢の前で嘲笑された。 しかし、のちに大人物になった。 出典 『史記 しき 』淮陰侯 わいいんこう 韓信匍匐 のキーワード 出典: 学研 四字熟語辞典 がまん 苦心・苦労 [がまん]の四字熟語 臥薪嘗胆 点滴穿石 堅忍不抜 隠忍自重 面壁九年
韓信の股くぐりとは 調べたことを報告します。 出典は司馬遷の「史記」です。 韓信は紀元前の前漢の武将で、項羽や劉邦に仕えました。 「広辞苑」第7版では、人物としての韓信の項の後に「―の股くぐり」という慣用句が以下のように説明されています。 青年時代の韓信が、衆人の前で、ならず者の言うままに彼の股をくぐるという辱めを甘受した故事。 将来の大きな目的のために、一時の恥に耐えること。 韓信匍匐(ほふく)。 なるほど。 ということは安倍さん、自らを韓信に、ヤジを飛ばす原因を作った野党を「ならず者」になぞらえているわけですね。 そして、ヤジを飛ばし国会を空転させたのが自分でありながら、謝ることを屈辱と感じるあまり、大事の前の小事だと自分を納得させようとしていたわけですね。
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