腱 縫合
手指屈筋腱損傷の治療においては,十分な腱縫合部の張力を持つmultistrand suture法による腱縫合の後,慎重な後療法により癒着と拘縮を回避しつつ再断裂も防止し,良好な手の機能を再現させることを基本とします。 まず腱縫合法については様々なものが報告されていますが,それぞれ長所・短所があります。 基本的には図1に示すように,断裂部を架橋する縫合糸の数によって2-strand法から10-strand法などがあり,架橋する本数が多いほど縫合部の強度も高くなります(文献1)(図2)。 その反面,縫合手技自体が複雑になるだけでなく,縫合糸による血行阻害の懸念が大きくなります。 わが国では,吉津1法(文献2) などの6-strand法が主流になってきています。
伸筋腱縫合 伸筋腱は場所によっては極めて薄く裂けやすいため、縫合法の工夫が必要です。 さらに指の伸展は、一本の腱の作用だけによっているのではなく、数本の腱による極めて複雑で微妙なバランスによって成り立っています。 そのため伸筋腱縫合を行うときにはそのバランスまで考慮する必要があります。 基本的に屈筋腱では多少の差こそあれ,切れた場所による構造の変化は大きくありませんが、伸筋腱は手背や指背の場所によって構造がすべて異なっているため、その構造に応じた修復法を用います。 伸筋腱脱臼 手を握って拳骨を作ったときにものにあたる場所、即ち拳頭部分は中手骨頭を覆うように伸筋腱が存在しています。
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