キ 600
国鉄シキ600形貨車 (こくてつシキ600がたかしゃ)は、 1960年 (昭和35年)に1両が製造された 日本国有鉄道 の 大物車 である。 概略 [ 編集] 日本車輌製造 支店で 1960年 (昭和35年)7月11日に1両のみ製造された大型の変圧器を輸送するための 貨車 である。 最大積載重量は240tで、積載方法は 吊り掛け式 、最大240tまでの変圧器を搭載することができる。 車籍は当初 日本国有鉄道 で、 1987年 (昭和62年)の 国鉄分割民営化 に際しては、 日本貨物鉄道 (JR貨物)に継承された。 後にマイナーチェンジ車両として シキ610形 が製造された。 構造 [ 編集] シキ400形 に引き続き、荷受梁は トラス 構造ではなくガーダー構造を採用している。日本初のロータリー式除雪車として大正13年にアメリカから輸入した2輌がユキ300,301(後のキ600,601)です。 車体内にボイラーと蒸気機関を備え、その動力によって車体前部に設けられた羽根車を回転させ、遠心力で雪を遠方に跳ね飛ばす仕組みでした。
国鉄キ600形貨車 (こくてつキ600がたかしゃ)は、かつて 日本国有鉄道 (国鉄)およびその前身である 鉄道省 等に在籍した 事業用 貨車 ( ロータリー式 雪かき車 )である。 本形式を改設計した キ620形 についてもここで解説する。 キ600形 キ600形 は 1941年 (昭和16年)の形式名変更により、 キ300形 を 改番 したものである。 さらに キ300形 は、 1928年(昭和3年)の車両称号規程改正 により、 ユキ300形 を改名したものである。 つまり本車の内2両(キ600, キ601)は、合計2回名前を変更した車両である。
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