行基 図
3-1 行基図 3-1 行基図(『拾芥抄』より 村上勘兵衛 明暦2(1656)年 2 枚の画像を合成したもの) *左上に「大日本国図は行基菩薩の図する所也」で始まる記述がある。
行基図 (ぎょうきず)とは、古式の 日本地図 。 奈良時代 の 僧侶 ・ 行基 が作ったとする説があるが、当時作成されたものは現存しておらず、真偽は不明。 但しこの図が後々まで日本地図の原型として用いられ、 江戸時代 中期に 長久保赤水 や 伊能忠敬 が現われる以前の日本地図は、この行基図を元にしていたとされる。 こうした日本地図を一括して「行基図」、「行基式日本図」、「行基海道図」と呼ぶ場合がある。 作成年代による違いはあるが、基本的には 平安京 ( 京都 )のある 山城国 を中心として、 諸国 を 俵 あるいは 卵 状(主に 楕円 または 円 )に表し、これを連ねることで 日本列島 の大まかな輪郭を形成している。
《行基式目》(1622,良定著)をはじめ,行基に仮託される民間の教訓書の多さ,中世以前に用いられた日本全図の原形が行基によって作られたと伝えられ,行基図と呼ばれていることなど,行基に関する伝承のひろがりを示すものは多い。 執筆者: 大隅 和雄
行基図 (ぎょうきず)とは? 意味や使い方 - コトバンク 行基図 (読み)ぎょうきず 精選版 日本国語大辞典 「行基図」の意味・読み・例文・類語 ぎょうき‐ず ギャウキヅ 【行基図】 奈良時代 、 聖武天皇 ( 七二四‐七四九 )のとき 行基 が作ったとされる日本地図。 原図 は現存しないが、 体裁 をならったと考えられる日本地図が江戸初期まで 各種 普及して、こう呼ばれた。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 デジタル大辞泉 「行基図」の意味・読み・例文・類語 ぎょうき‐ず〔ギヤウキヅ〕【行基図】 行基 が作ったとされる日本地図。 現存しないが、体裁を模したと考えられるものが 平安時代 から江戸初期まで各種流布した。
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