カルピス 昔
1919年、日本初の乳酸菌飲料として誕生した「カルピス」 森辺: 「カルピス」といえば、日本人なら誰もが知っている昔ながらの飲料というイメージですが、 私は幼少期にシンガポールに住んでいて、その頃にはすでにスーパーに「カルピコ」という名前で並んでいた記憶があります。
日本初の乳酸菌飲料「カルピス」の発売 発売当時の「カルピス」 当時の海雲 1917(大正6)年10月には、生きた乳酸菌入りキャラメル「ラクトーキャラメル」を発売しました。 しかし、「醍醐味」「醍醐素」「ラクトーキャラメル」とも、原料となる牛乳収集の困難さや商品が生菌だったこと、キャラメルの溶解などにより失敗に終わります。
100年前、はじまりは栄養補給としての飲料 ――「カルピス」100周年ということで、思っていたよりもずっと歴史が長いことに驚きました。 100年前、どのような経緯で誕生したのかを教えてください。 「カルピス」担当者:「カルピス」生みの親である三島海雲が、雑貨商として内モンゴルに行った時にある不思議な体験をしたことがきっかけです。 もともと病弱なうえ、慣れない海外の地で体調を崩してしまった海雲を、現地の遊牧民たちが気にかけてくれ、乳を乳酸菌で発酵させた「酸乳」という現地の飲み物を飲ませてくれたそうです。 「カルピス」産みの親・三島海雲氏
寒いときはホットでどうぞ
1919 (大正8)年、日本初の乳酸菌飲料として誕生した「カルピス」。 以来、100年にわたって愛され続けるあの味は、日本人を豊かに、幸せにしたいという生みの親の情熱から生まれた。 「カルピス」のルーツは、 なんと内モンゴルの発酵食にあり! 純白の甘くて酸っぱい〝初恋の味〞。 そんなキャッチフレーズでも知られる「カルピス」の原料は生乳、乳酸菌と酵母からなる「カルピス菌」。 白さは生乳本来の色であり、独特の風味は、乳酸菌と酵母による発酵から生まれる。 そう、「カルピス」は発酵食品なのだ。 その歴史は、生みの親である三島海雲が内モンゴルで酸乳と出合ったことにはじまる。 酸乳は家畜の乳を乳酸菌で発酵させた発酵乳で、現地の遊牧民が毎日のように飲み、日々の活力としていたもの。
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