紫陽花 短歌
紫陽花の 蕾ふくらみ 梅雨を待つ 新し傘で 我も待つかな あじさいの つぼみふくらみ つゆをまつ あたらしかさで われもまつかな 紫陽花の蕾がふくらみはじめ、梅雨を心から待っているかのように見える。 傘を新しくして、私も梅雨を待ってみようかな。 紫陽花のつぼみがふくらみはじめ、 季節はいよいよ梅雨へと移り始める。 いまかいまかと待ちわびているように、 紫陽花のつぼみは空を仰ぎ、 葉は青々と茂らせる。 私も新しい傘にして、 梅雨を待ってみようかな。 スポンサーリンク そうすれば、 紫陽花の気持ちがわかるかな。 憂鬱な梅雨を、 少しでも好きになれるかな。 梅雨に恋する紫陽花のように。 スポンサーリンク あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。
植物と短歌いろいろ目次へ >> アジサイは歴とした日本原産なのです。西洋紫陽花は日本のものが中国を経て ロンドンに行き、改良の後に再び日本にはいったものなんですって。 一変種の学名(Otaksa)は長崎の遊女お滝さんに因んで、シーボルトがつけた
* 梅雨の時期の花といえば紫陽花。 もともとは中国の詩人、 白居易(白楽天) が歌ったものを、平安時代の三十六歌仙のひとり、源順(みなもとのしたごう)が日本のアジサイと間違えてその字を充てたことに由来するとか。 その白居易の漢詩がこちら。 何年植向仙壇上 何れの年にか植えて仙壇の上に向う 早晩移栽到梵家 早晩移栽して梵家に到る 雖在人間人不識 人間に在ると雖も人識らず 与君名作紫陽花 君に名を与えて紫陽花と作す 白居易が江州(今の中国江西省あたり)の司馬(役職名)をしていたとき、招賢寺という寺にあった花を見て歌ったものだそう。
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