下 咽頭 癌 食道 癌 重複
2.本邦の下咽頭癌と食道癌の重複癌 食道学会疾患統計6)によると、食道癌と他臓器 重複癌は1,089例にみられ、同時性が465例 (42.7%)、異時性が624例(57.3%)であった。異時性重複癌624例のうち、食道癌が先行した症 例は
FDG-PET:両側声門上から下咽頭にかけてFDG集積。右中内深頸領域に集積を伴うリンパ節腫大。胃小弯側に集積を伴うリンパ節腫大。胸部下部食道や胃体上部後壁に高集積を認める。胸腰椎へのFDG集積が不均一に亢進(L3など)。
下咽頭癌症例では特に食道癌との重複が多い。 同時重複癌症例では治療の選択が難しく,先行・後続治療が予定通り行えない場合もある。 そこで2011-2014年の4年間で治療を行った下咽頭癌152例を検討した。 重複癌は84例(55%)で認め,食道癌が最も多かった。 5年全生存率(OS)は下咽頭癌単独症例54%,下咽頭食道癌重複例80%と有意差をもって重複症例が良好で,上部消化管内視鏡検査で下咽頭癌が早期で発見されたことが理由と考えられた。 同時重複癌症例のOSは,下咽頭-食道どちらも早期癌症例で100%,進行癌症例で63%,早期-進行癌で75%,進行-早期癌で56%であった。 早期食道癌が後続治療で,早期に治療が開始できない場合,先行治療で化学療法を行うべきと考えられた。
CASE 5 2017年10月開催 胃癌・下咽頭癌・食道癌の重複癌 に対する治療戦略 牧山 明資 先生 JCHO 九州病院 血液・腫瘍内科 加藤 健 先生 国立がん研究センター 中央病院 消化管内科 黒川 幸典 先生 大阪大学大学院 医学系研究科 外科学講座 消化器外科学 坂井 大介 先生 大阪大学大学院 医学系研究科 先進癌薬物療法開発学寄附講座 症例プロファイル ディスカッション 1 重複癌の1st-line としての治療選択肢 ディスカッション 2 重複癌の2nd-line としての治療選択肢 まとめ ディスカッション 1 重複癌の1st-lineとしての治療選択肢 Discussion 1 重複癌のステージングと治療選択をどう行うか? (図1)1st-line施行前のCT画像
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