アカムシ ユスリカ
和名: アカムシユスリカ 特徴: 幼虫:体長14mm。 ふ化直後の幼虫の体色は透明。 体は深みのある赤色で、頭部の下にある口器は黒い。 第8腹節に血鰓がない。 肛門鰓は根元の部分が太く、先端部が細くとがる。 成虫:体長8mm。 体は黒色。 雄の交尾器は、大きなカギ爪のような特異な形をしている。 出現期は10月末から12月。 湖内の分布: 幼虫は北湖南部および南湖の沿岸部の泥底で採集された。 成虫は全域の湖岸で採集されたが、南湖で特に多い。 南湖における成虫の飛来数には年変動があり、これまで最も多く飛来したのは1990年代前半だったが、2002年以降、激減した。 これは、南湖の沈水植物が増加して本種の好む泥底の湖底環境が変化したためと考えられる。 その他:
また、ユスリカの幼虫はアカムシと呼ばれ、鑑賞魚の餌や釣餌として利用されており、水域の川底で筒 状の巣を作って生息しています。 発生時期 ユスリカの発生時期は. 3. 月頃から12 月上旬頃までで、夏から秋の時期が一番多く発生します。ちなみに、釣りエサなどとして販売されている「アカムシ」は、アカムシユスリカの幼虫です。 一方で、成虫は風などの気象条件によって一部の地域に集められたり、高いところや光に集まる習性があるため、人に不快感を与えることもあります。 発生時期 ・オオユスリカの成虫が発生する時期は、3月~6月と9月~10月ですが、琵琶湖では特に3~4月に多く発生することがあります。 ・アカムシユスリカの成虫が発生する時期は、11月~12月です。 対策 ユスリカの成虫は上記のとおり寿命が非常に短いことから、殺虫剤による駆除を行っても、次から次へと飛来してくるため、あまり効果的な策とは言えません。 幼虫の駆除についても、琵琶湖の浅い水域に広く生息することから、現実的な策はありません。
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