永井 陽子
4月愛知県立女子短期大学国文科入学。 学内文芸同好会誌「轍」参加。 昭和46年「太陽の朝餉」50首、第17回角川短歌賞候補。 昭和47年1月短歌人新人賞受賞。 3月県立女子短期大学卒業。 昭和49年4月より愛知県立芸術大学音楽学部勤務。 昭和50年10月東洋大学国文学科編入学。 司書資格取得。 昭和53年7月歌集『なよたけ拾遺』(短歌人会)刊。 第4回現代歌人集会賞受賞。 昭和55年9月東洋大学卒業。
しかし、永井陽子の新作をどれだけ読みたいか、その気持ちを、永井陽子は、絶対に知ることがない選択をした。 どれだけ追いつめられていたのだろう。 この世は、何人の永井陽子がいるのか。この先、何人の永井陽子を失ってしまうのか。
永井陽子が短歌に託そうとしたものはなにか。 永井陽子の短歌については、"歌から〈私性〉がほとんど完璧なまでに払拭されている…(永田和宏)"、"私生活を排した童話や物語のような詩世界。(松平盟子)"という評がほぼ定着している。
【大宮図書館】 さいたま市立大宮図書館では第8回企画展「歌人・永井陽子「うたはふしぎな楽器」」を開催しています。 永井陽子氏は図書館司書として働きながら歌人として活動し、音楽を題材にした歌も多く残していることから、大宮ゆかりの歌人・大西民子
「短歌往来」2019年1月号に「永井陽子未発表稿」が掲載されています。 角川「短歌」2014年5月号に「永井陽子 高校時代の未公開作品」が掲載されたこともあります。 1回だけならともかく、2回目なので書くことにしました。 作品を、特に永井さんの作品のように自分と作品だけの関係で味わいたいものにむかう時、この手の話は無粋というのは重々承知しております。 あらかじめ書くと、こういう埋もれた資料を掲載してくださるのはうれしいことで、とても感謝しています。 今後も続けていただきたいです。 「短歌往来」や角川「短歌」が悪いという話ではありません。 (勝手に宣伝)二誌共に新刊で絶賛発売中です! (角川「短歌」は電子版)
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