化膿 性 椎 体 炎 ガイドライン
た,肺炎球菌による椎体炎の症例がいくつか報告されて おり 7~9) ,急性期治療の後の追加治療としてよい選択肢で あると考えられる。
概要. 化膿性脊椎炎とは、脊椎(背骨)に生じた感染症を指します。 多くの場合は黄色ブドウ球菌と呼ばれる細菌を原因として脊椎が化 膿 することから、化膿性病変が引き起こされます。 化膿性脊椎炎では障害を受けた脊椎の痛みを起こしたり、脊椎が破壊されることに伴って麻痺などの神経症状が生じたりすることもあります。 40-50歳代に発生することが多く、 糖尿病 や悪性腫瘍、 透析 患者さんなどある状況下で発症リスクが高まると考えられています。 化膿性脊椎炎では必ずしも急激な痛みが伴うというわけではなく、慢性的な腰背部痛や原因不明の発熱として経過することもあり診断が遅れることもあります。 治療は、抗生物質の投与や安静を保つことが重要です。
対象と方法:2008年4月以降10年間に東北大学病院高度救命救急センターで治療した,椎体周囲・硬膜外腔に膿瘍を形成した化膿性脊椎炎重症例27例を対象とした.電子カルテから診断・治療内容,画像所見,ガイドライン遵守の有無,転帰等を調査した. 結果
1. 化膿性脊椎炎の原因. 1 菌の到達経路. 化膿性脊椎炎の原因として菌が脊椎に到達する経路には,血行性感染,近接した感染巣からの直達浸潤,検査や手術による直達経路の3つが考えられている。 その中でも血行性感染が最も頻度が高いとされている。 血行性感染のもととなる先行感染としては,中耳炎,咽頭炎,慢性副鼻腔炎,齲歯,呼吸器感染症,皮膚感染症,虫垂炎,胆囊炎,尿路感染症などの感染巣が挙げられる。 また,外傷や基礎疾患の合併が化膿性脊椎炎の誘因とされており,基礎疾患としては悪性腫瘍,糖尿病,慢性腎不全,肝硬変,ヒト免疫不全ウイルス(human immunodeficiency virus:HIV)感染や低栄養,薬物乱用,長期間にわたるステロイド使用といったものが多くの研究で報告されている。
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