どう だ 明るく なっ たろう
「どうだ明るくなったろう」とは、歴史の教科書の大正時代のページに出てくる風刺画である。 こんな感じ。 本物は検索して確認してほしい。 暗闇の中で靴が見つけらない芸者さんに対し、成金の男性が百円札に火をつけて明かりにするというもの。 第一次世界大戦のバブルを揶揄した和田邦坊(わだくにぼう)の作品だ。 そのエキセントリックな行動はインターネット上で題材としても親しまれている。 実はこの風刺画、函館の料亭で起こった実際のできごとが元になったとされている。 この時の百円札に火をつけた成金こそが 山本唯三郎 (やまもとたださぶろう)という人物だ。 ちなみに風刺画では百円札(当時の最高額紙幣。 現在の価格で約30万円)を燃やしているが、実際に山本が燃やしたのは百円札の 束 だったらしい。 もったいない!
スイッチオンで百円札が光り、どうだ明るくなったろう? 元ネタの風刺画。 関連性は明らかでないが、「成金の中の成金」といわれる山本唯三郎が、実際に同じことを札束で行ったと伝えられている(浜島書店『中学歴史資料集 学び考える歴史』東京都版173ページより) モチーフの風刺画は「成金栄華時代」(和田邦坊)。
Art 2022.08.29 「どうだ明るくなったろう」元ネタとは? 教科書にも載る風刺画はいつ誰が描いた? この記事を書いた人 北村 由起 暗闇で「暗くてお靴が分からないわ」と履き物を探す女性に第一次世界大戦後に造船業で成功した恰幅の良い実業家(船成金)が火をつけた百円札をかざし「どうだ明るくなったろう」というセリフの描かれたインパクト絶大な風刺画。 歴史の教科書で見たことがある! という人も多いのでは? この風刺画を書いたのが和田邦坊(わだくにぼう)なのです。 この作品は発表して90年以上もたちますが今でも様々なメディアで取り上げられ、令和になった今でもSNSでバズったりもしているのです。 邦坊とはいったいどんな人だったのでしょうか?
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