持続 硬 膜 外 麻酔
先程ご説明したように、硬膜外麻酔では細い管を硬膜外腔に留置するため、この管を抜かなければ手術中のみならず、手術後にもこの管を通じて鎮痛剤を持続的に注入したり、追加で薬液を注入することが可能になります。さらに硬膜外麻酔で
硬膜外麻酔とは 一般的に、術前に硬膜外カテーテルを留置し、カテーテルを通じて、局所麻酔薬の単回投与または持続投与を行います。 硬膜外カテーテルは術後も継続して使用可能です。
硬膜外麻酔によって、交感神経が抑制されることで、血管拡張と静脈還流量の減少が生じ、血圧が低下します。 全身麻酔併用時には、全身麻酔薬による交感神経の抑制もあり、より生じやすくなります。 持続局所麻酔薬投与による術後鎮痛の際にも生じることがあります。 程度に応じて、輸液と昇圧薬投与で対処します。 徐脈 心臓交感神経が遮断されることにより、徐脈が現れることがあります。 処置が必要でない場合もありますが、用時、アトロピンやエフェドリンで対処します。 呼吸困難・呼吸停止・循環抑制 次のような原因が考えられます。 1.脊髄くも膜下腔注入:
硬膜外カテーテルは、脊髄を覆う膜の外側(硬膜外腔)のスペースに挿入されており、局所麻酔薬を投与することで脊髄から出る脊髄神経に作用して鎮痛効果を得ます。 投与から効果発現は20分程度です。 脊椎間から出た脊髄神経は分岐を繰り返して、皮膚や筋肉など特定の支配領域に分布していきます。 各皮膚表面の感覚はそれぞれ大本となる脊髄神経に由来しており、これをデルマトームと呼びます(図1)。 硬膜外麻酔の詳細に関しては「 【連載】麻酔を極めよう! 第5回 硬膜外麻酔|適応と禁忌、実施方法、使用薬剤、副作用と合併症 )」を参照してください。 図1 デルマトーム 目次 Point! デルマトームの覚え方 硬膜外麻酔使用中、痛みのある患者さんの対応フロー Point! デルマトームの覚え方
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