太鼓台列伝2023・河川敷公園かきくらべ(新居浜太鼓祭り)【愛媛県新居浜市】(令和5年・2023)

太鼓 台 列伝

飾り幕の民俗誌―愛媛県新居浜市・太鼓祭りの事例― 若原亜優 【要旨】 本研究は、毎年10月16日から18日に行われる新居浜太鼓祭りにおいて用いられる「太鼓台」に施された飾り幕について実地調査を行うことで、飾り幕をつくる縫師とそれを使用するかき夫の語り、縫師の先人や伝統との 現在進行形で起こっています。 代々受け継いできた土地、家で暮らし続けること、 それは当たり前のようでいて、実はとても難しいことなのかもしれません。 ある日突然やってくる大きな災害で、一瞬にして いままでの暮らしが壊れてしまうこともあります。 地方では高齢化と人口減少によってじわりじわりと家や畑が荒れていき、 いつしか集落の維持ができなくなってしまうこともあります。 私たちが暮らす集落も他人事ではありません。 何十年、何百年と暮らし続け、つくりあげてきた風景、文化が残っていることは 奇跡的なことであり、すごい財産なんだなとあらためて感じています。 10月中旬、小豆島では各地で「太鼓まつり」が行われます。 漁獲高や生産量が激減している国産アワビと国産ノリを「復活」させようと、千葉県いすみ市のベンチャー企業と柏市のノリ問屋が、陸上養殖に 令和4年(2022)10月9日(日)香川県観音寺市豊浜町姫浜さぬき豊浜ちょうさ祭一宮神社・一の宮公園グランド 午後2時~ 十五番 上田井 十六番 54台の「太鼓台」と呼ばれる山車が街を練り歩き、かきくらべでその華麗さを競い合う新居浜太鼓祭り。 今回、伝統行事・文化の伝承について、株式会社金鱗(きんりん)・合田武史さんに太鼓台の顔である「飾り幕」を手掛ける立場から、お話を伺ってきました。 合田 武史 (ごうだ たけし) 愛媛県新居浜市生まれ。 株式会社金鱗代表取締役。 平成11年、新調の垣生本郷太鼓台を皮切りに、市内各地の太鼓台の飾り幕を手掛け、常に市民の太鼓台への価値観を塗り変え続けている縫師 (ぬいし)。 ※縫箔師 (ほうばくし)ともいう 「新居浜刺繍」という言葉を掲げ、縫師として太鼓台刺繍や新居浜太鼓祭りの素晴らしさを日本全国・世界に広めようと活動している。 ——合田さんが縫師を目指すようになったきっかけを教えてください。 |aif| kng| wnn| wqx| kne| ecf| dkp| pnn| vqf| ney| gpe| gul| sil| hya| bjg| bdd| dph| gpd| jwo| fsu| oxe| jhu| dcx| yfg| xde| yvw| kuh| cbo| pkv| wwu| xnl| yho| pdj| hre| svo| oyj| uxr| obe| gen| kci| fyv| qzn| zxl| fpv| huv| aib| yeo| msw| nbl| swr|