急性 気道 炎
急性気管支炎は気管支に炎症の起こる病気です。 多くの場合はウイルスの感染が原因になりますが、時に細菌による感染を合併することがあります。 主な症状は咳・痰・発熱・だるさ・息苦しさなどです。 症状や身体所見で診察されますが、必要に応じて画像検査や血液検査を行います。 多くの場合、治療に特効薬はありません。 状態によって去痰薬や抗菌薬、吸入薬などが用いられます。 急性気管支炎が心配な人や治療したい人は、一般内科/呼吸器内科や小児科を受診して下さい。 急性気管支炎について かぜ に引き続いて、気管や 気管支 に 炎症 が波及したことで咳や痰を伴うようになった状態 肺炎 や 細気管支炎 との区別は、年齢や感染している場所、感染を起こしている微生物の種類などによる急性気管支炎 きゅうせいきかんしえん は 慢性気管支炎 まんせいきかんしえん とは 異 こと なります。 慢性気管支炎 まんせいきかんしえん では、 何年 なんねん もの 間 あいだ 、 気道 きどう に 炎症 えんしょう ( 腫 は れ)が 起 お こっています。
急性上気道炎、いわゆる風邪は、鼻からのどに炎症を起こす病気です。 そのことからも、鼻、のどの構造や性質、またその病態をよく知っている耳鼻咽喉科を受診することが、より適切な治療を受けられることにつながることがお分かりかと思います。
そして、外界(ほとんどは大気中)から微生物が侵入して上気道で急性感染が起こったものを 急性上気道感染症 と称し、これには急性上気道炎(いわゆる"かぜ症候群")、急性咽頭炎・扁桃炎、急性喉頭炎、急性喉頭蓋炎が含まれますが、大部分は" かぜ症候群 "です。 【かぜ症候群とは? 】 一般に風邪といわれているもので、呼吸器感染症のなかでも最も頻度の高い疾患です。 原因となる微生物としてはウイルスが大部分で、全体の80~90%をしめ、残りは一般細菌、マイコプラズマ、クラミジアなどです。 ウイルスの中ではライノウイルス、コロナウイルスが多く、これに続くのがRSウイルス、インフルエンザウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルスです。
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