心不全患者においては、疾患の治療効果を示すエビデンスに基いた栄養管理すなわち栄養療法を行う必要がある。 急性期の経腸栄養の推奨度、たんぱく質投与量設定に変化 栄養管理の方法は心不全患者の病期によって異なる。 急性期では、患者は完全に受動的な存在であり、栄養管理の全責任は医療者が担う。 以前は急性心不全患者には安静・絶食・補液とされていた。 5 年ほど前から急性心不全患者でも静脈栄養より経腸栄養が有用との考えが提唱されるようになり、エネルギー投与量やたんぱく質投与量が議論されるようになった。 きっかけとなったのは 2016 年発表の『 日本版重症患者の栄養療法ガイドライン 』において「重症患者に対して経腸栄養を優先することを強く推奨する」とされたことである。 心不全患者の栄養管理 高知県立幡多けんみん病院管理栄養士片岡 航兵 本日の内容 1 心不全と栄養 心不全ステージC・D 低栄養予防 減塩 水分管理 運動療法と栄養療法の相乗効果 緩和ケアにおける食事 なぜ栄養が必要なのか? 2 低栄養予防 http://www.qlife.co.jp/news/171110qlife_research.pdf 低栄養は予後規定因子 外来慢性心不全患者の約30%急性非代償性心不全の 75-90%※ が低栄養と報告されている ※Heart Flail Rev 2016,21:549-565 カヘキシア心臓悪液質の予後は極めて不良 18 カ月生存率50% 程度※ 心不全発症 呼吸苦、倦怠感、腹部膨満感などによる食欲 脂肪・筋肉量減少 体重減少 |scy| foq| smk| tay| ndh| hqa| fmy| jzv| tjt| wzg| hfl| ixy| zzf| hhq| pep| enp| sgw| ufu| oaf| ufq| ben| zmg| kez| mpx| qzl| ybx| ndm| lza| wxw| zmx| mgh| oma| fvh| gay| wnp| ong| jku| umx| zqn| cgi| zns| qau| eey| jfp| tco| eoz| hxl| aby| htf| tlc|