ステゴサウルス 骨
ステゴサウルスの背中の板は尻尾の上にも少し小ぶりになりつつ続いている。 そして、それが途切れたあと、尻尾の先端近くに何対か、棘状の突き出しがある。 (写真クリックで拡大) 「棘、スパイクっていうのがどう役立ったのか、いろいろな説があるんですが、おもしろいのは、同じ時代に生きていたアロサウルスの骨にステゴサウルスのスパイクが刺さったような穴がある標本が見つかっているんですね。
ステゴサウルスの仲間の大きな特徴は、背面に並んだ17枚の骨板です。 仲間の中には、骨板がもっと小さかったり、肩や尾にとげをもっているものもいます。 とげは防御に役立ったと考えられますが、骨板については色々な意見があり、まだよくわかっていません。 骨板は骨格の一部ではなく、皮膚にくっ付いていました。 背中に2列、互い違いに並んでおり、ケラチンで覆われていたと考えられています。 1870年代にステゴサウルスの化石が発見されたとき、骨板は背中を屋根のように覆っているのだと考えられていました。 名前の「屋根をもつトカゲ」はそこから来ています。
ステゴサウルス. ジュラ紀 後期の草食恐竜。. 剣竜の一種。. 四脚歩行で,陸生。. 体長6〜9m以上,体重2tと推定される。. 前肢が後肢よりずっと小さく,背面に2列の楯状の骨板が交互に並ぶ。. 尾端には4本のとげ状骨があり,これは武器として役立ったと
ステゴサウルスの最大の特徴は、"背中に並ぶ板状の骨"と"尾先に並ぶ4本のスパイク"です。 背中の板には多数の細かい溝の跡があります。 この溝には血管が通って、背中の板は体温を調節する機能を果たしていたと考える説が有力です。 また興奮した時には血流が変化し、硬さや色を変化させることもできたかも知れません。 威嚇や求愛に使われた可能性もあります。 (*1) 背板は防御に役立つことはなかったようです。 アロサウルスを初めとする当時同地域に生息していた肉食恐竜の歯や爪を退けるほど強い構造ではありませんでした。 また、成体になって身体の成長が止まった後も、背中の板は大きくなり続けていたことがわかっています。 全身骨格化石 (2009年撮影) ステゴサウルスの尾のスパイク (2004年撮影)
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