官能 小説 媚薬
淫蜜の媚薬 【調教 官能小説】 淫蜜の媚薬 -1 1 いつになく寝苦しい夜だった。 ただでさえ睡眠不足の千歳美桜(ちとせみお)は不快な汗で目を覚まし、半分寝惚けながらベッドの上で寝返りを打つと、枕元の暗がりを睨んで時計のありかを探した。 下着を着けていない不安定な胸が地球の重力に逆らえるはずもなく、四つん這いで上体を起こすとキャミソールの中で食べ頃の果実がぷるんと揺れる。 時刻は間もなく午前二時、草木も眠る丑三つ時だ。 ベッドにはスマートフォンが転がっていて、どうやらいじっている途中で寝落ちしたらしいと気付く。 充電の残りもあとわずかだ。 ハーフパンツから伸びる細長い脚をベッドの外へ投げ出し、しばらくそうしていると、遠くのほうからサイレンの音が聞こえてくる。
【熟女/人妻 官能小説】 第二章 媚薬地獄 -1 美優は、帰宅するとすぐにバスルームへと飛び込んだ。 「どうして……どうしてこんなことに……」 急いで服を脱ごうとするが、手が震えて上手くいかない。 脚もガクガクと震えている。 大村から離れて一人になると、恐怖やら不安が猛烈に沸き上がってきた。 「私……私……なんて事を……」 潤みきった瞳からはボロボロと涙が溢れ、今頃になって歯痒いばかりの後悔に駆られた。 どんなに悔やんでみても、美優には泣くことしか出来なかった。 シャワーのコックを捻り、裸身の隅々へ湯をじっくりとあてていく。 手にしたタオルには、普段の倍の量のボディソープを落とした。 タオルを身体にあて、まるで韓国マッサージにある『垢すり』でも行うかのように、ゴシゴシと強く裸身を擦り上げる。
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