涼 州 詞 現代 語 訳
Watch on 涼州詞 王之渙 黄河遠上白雲間 一片孤城万仭山 羌笛何須怨楊柳 春光不度玉門関 涼州詞(りょうしゅうのし) 王之渙(おうしかん) 黄河(こうが) 遠(とお)く上(のぼ)る 白雲(はくうん)の間(かん) 一片(いっぺん)の孤城(こじょう) 万仭(ばんじん)の山(やま) 羌笛(きょうてき) 何(なん)ぞ須(もち)いん 楊柳(ようりゅう)を怨(うら)むを 春光(しゅんこう)度(わた)らず 玉門関(ぎょくもんかん) 現代語訳 黄河をはるばる遡り、白雲の中へと分け入っていくと、 険しい山々に囲まれて、ぽつんと小さな城がある。 その城から羌笛の音が響いてくる。 羌の人たちよ、そうやって悲しい音色で 我々の郷愁を誘い、戦意をくじこうなんて、そんなことする必要は無いのだ。
七言絶句。 杯・催・回(平声灰韻)。 ウィキソース「涼州詞 (王翰)」参照。 詩題 … 『全唐詩』『万首唐人絶句』『唐詩品彙』『国秀集』では「涼州詞二首 其一」に作る。 涼州詞 … 楽府題。 涼州は、現在の甘粛省武威市。 玄宗の開元年間、西涼府の都督であった郭知運が採集し朝廷に献上した涼州一帯の楽曲。 辺境の地に出征した兵士の心情を詠じたもの。 『新唐書』礼楽志に「天宝の楽曲は、皆辺地の名を以てす。 涼州・伊州・甘州の類の若し」(天寶樂曲、皆以邊地名。 若涼州、伊州、甘州之類)とある。 ウィキソース「新唐書/卷022」参照。 また『楽府詩集』近代曲辞、涼州歌に「楽苑に曰く、涼州は宮調曲にて、開元中、西涼府の都督郭知運が進みけり」(樂苑曰、涼州宮調曲、開元中、西涼府都督郭知運進)とある。
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