負担 軽減 費
令和4年(2022年)10月から、75歳以上のかた等で一定以上の所得のあるかたの医療費の窓口負担割合が1割から2割になります。今回の見直しの背景や、判断基準はどのようなものか、また、窓口負担割合が変更となるかたへの負担軽減(配慮措置)についてご紹介します。
入院中に治験に参加した場合は、原則として負担軽減費の支給対象としない。 ただし、治験依頼者または自ら治験を実施する者の申し出があった場合は、支給対象として差し支えない。 入院中の複数回の穿刺や外来エリアでの長時間の拘束、頻回な外来受診などが規定されている身体的・精神的・経済的負担が著しく大きいと考えられる治験の場合、本条第1 項第1 号から第3号の他に負担軽減費を支給しても差し支えない。 ただし、過度の負担軽減費の支給が治験参加に係る被験者の心理的な誘因とならないよう慎重に検討しなければならない。 2 製薬企業等が予め企画する拡大治験の場合には、原則として前項第1 号並びに第2号の負担軽減費の上限を1万円とし、依頼者との協議により支払い額を決定する。
負担軽減費はいくら? 1来院につき、7000~10000円の試験が一般的 治験に参加していただくと、来院1回につき、通常7,000円~10,000円が支払われます。 これを「負担軽減費」(または治験協力費)といいます。 治験に参加いただくこと自体は、「 ボランティア行為 (自発的な意志に基づき他人や 社会に貢献する行為)」と位置づけられています。 ですが、 現実には治験に参加すると交通費がかかったり、会社を休んだりする必要があり、被験者に経済的な負担がかかってしまいます ね。 また、治験に参加する場合は、以下の実費負担が見込まれます。 *詳細は治験によって異なります。 医療機関までの交通費 保険範囲内の診察費 治験の対象外の疾患に対する処方薬費(治験実施医療機関で処方する場合)
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