前庭 神経 炎 と は
前庭神経炎は突然の激しい回転性めまい発作(動いたり回転したりしているような感覚)を特徴とする病気で、前庭神経(平衡感覚のコントロールを助けている第8脳神経の分枝)の炎症によって引き起こされます。
前庭神経炎とは、内耳と脳をつなぐ前庭神経に炎症が起こり、誘因なく、突然、強い回転性のめまいが生じる病気です。 前庭神経は三半規管や耳石器が感じた姿勢の情報を脳に伝える機能があり、片方の耳に前庭神経の炎症が起こると左右差が生じてバランスが崩れ、めまいが起こると考えられています。 症状 ある日突然、ぐるぐるとまわる強いめまい(回転性めまい)が起こります。 症状は激しく、体位に関係なく、じっとしていても、頭や体がぐるぐる回る感じがします。 また吐き気や嘔吐を伴う場合もあります。 前庭神経炎によるめまいは非常に強烈で、入院治療をされる方も多くいます。 前庭神経炎では難聴、耳鳴り、耳閉感(耳の詰まったりふさがったりする感じ)などの耳の症状や、脳神経の症状、意識障害など はありません。
前庭神経炎は突然の激しい回転性めまい発作(動いたり回転したりしているような感覚)を特徴とする病気で、前庭神経(平衡感覚のコントロールを助けている第8脳神経の分枝)の炎症によって引き起こされます。 前庭は内耳の一部で、平衡感覚をつかさどる器官が収まっています( 内耳の概要 も参照)。 前庭神経を介して脳につながっています。 前庭神経炎はおそらくウイルスが原因だと考えられています。 前庭神経炎の症状 前庭神経炎は、7~10日間続く激しい 回転性めまい の発作が1回だけ単発的に起こる場合もありますが、多くの患者では最初の発作から数週間にわたって軽い回転性めまいの発作が起こります。 通常、最も重度のものは最初の回転性めまい発作です。
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