総 排泄 腔
妊娠6~11週ごろの胎児にできる組織で、その後分離して、直腸、腟、尿道になります。総排泄腔遺残症は、この分化がおこらず、会陰には総排泄腔という一つの管しかありません。 そして、そこに直腸、腟、尿道がつながっている状態になります。
1.概要 総排泄腔遺残症は、女児の直腸肛門奇形の特殊型で、尿道、腟、直腸が総排泄腔という共通管に合流し、共通管のみが会陰部に開口する特殊稀少難治性疾患である。. 総排泄腔は胎生5~9週にかけて直腸と尿路に分離する組織であるが、この分離過程が
総排泄腔(cloaca)は、胎生4〜9週に存在する臓器で、将来的に膀胱・尿道と直腸・肛門に分化する臓器です。 胎生5週の胎児の縦断像と総排泄腔の部分の横断像を図2Aに示します。 体壁と腸管が形成されるのはその1週前の胎生4週で、体壁となる外胚葉が背部より臍部に進展し収束する形で体壁が形成され、同時に体内でも腸管となる内胚葉が管腔を形成します。 図2Bに示すように、この同時期におきる体壁と腸管の形成過程が障害されると腹壁前壁と総排泄腔前壁が欠損し、総排泄腔が体外に露出する状態となります。 総排泄腔は、前半部分が膀胱・尿道となり、後半部が腸管に分化するため、外反した総排泄腔の中心部には腸管が存在し、その左右に分断した膀胱が存在することとなります。
総排出腔 (そうはいしゅつこう/くう)、または 総排泄腔 (そうはいせつこう/くう)とは、ほとんどの 軟骨魚類 、 両生類 、 爬虫類 、 鳥類 、およびごく一部の 哺乳類 に見られる、 直腸 ・排尿口・生殖口を兼ねる器官のことである。 総排出腔をもつ動物では、 消化管 (腸管)の末端である糞管(肛門管)、 泌尿器 からの 輸尿管 、 生殖器 からの生殖輸管( 卵管 ・ 精管 )のすべてが、共通の室(腔部)である総排出腔に開口する。 総排出口 総排出腔をもつ動物では、排泄物(糞や尿)も 卵 や 精子 も、同じ穴から体外に排出される(総排出腔の欧名cloacaは、「 下水道 、 暗渠 」を意味する ラテン語 に由来する)。
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