リーボック スカイライン
決勝では序盤でリーボック スカイラインがターボトラブルでリタイアするが、カルソニックが順調に周回を重ね、2位のアートネーチャー・シエラ(寺田陽次郎/赤池卓)に4ラップ差で圧勝。 3位はピューミニ トランピオ シエラ(清水和夫/松田秀士)だった。 第5戦「ハイランドグループA300km選手権レース」は9月30日に開催。 ここでは清水和夫/影山正彦もシエラからGT-Rにマシンをチェンジ。 ウエットレースで4WDのGT-Rの強さが際立ち、ポールポジションはカルソニックスカイライン(星野/鈴木)、2番手にリーボックスカイライン(長谷見/オロフソン)。 決勝でもこのままの順位でゴール。
スカイライン GTS-R グループA リーボック 1989年 JTC ドライバーズチャンピオン車. 1985年 (昭和60年)にデビューしたR31型スカイラインの中でも最強の1台といえるのが、1987年 (昭和62年)にグループAのホモロゲーションを獲得するために、800台限定で生産されたGTS-R
「リーボック・スカイライン GTS-R(R31型)」:スペック 年式:1989年 型式:KRR31型 全長 × 全幅 × 全高:4,660mm × 1,690mm × 1,325mm ホイールベース:2,615mm トレッド(F/R):1,460mm / 1,465mm 車両重量:1,160kg
レース終盤、リーボックにトランスミッション・トラブルが発生しペースがやや遅くなったものの、トップのカルソニックは最後まで独走体制を崩さず見事に優勝。 2位にもリーボックが食い込んだ。 ちなみに3位のシエラRSはカルソニックに2周以上の差をつけられていた。 グループAの王者は、シエラRSからスカイラインGT-Rに完全に切り替わったのである。 GT-Rは2戦以降も圧倒的な速さを見せつけ全6戦中、5戦でカルソニックが優勝。 リーボックも3戦の鈴鹿で一矢を報い優勝を飾る。 1990年シーズンのグループAレースの優勝はすべてGT-R。 GT-R快進撃はここにスタートした。
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