時 の 鐘 岩槻
市指定文化財「時の鐘」は、江戸時代中期の享保5年(1720)に鋳造された銅鐘です。 もとは、その49年前の寛文11年(1671)に当時の岩槻城主阿部正春が鋳造させたものでしたが、ひびにより鐘の音に不具合が生じたため、改鋳されました。 それが、現在の鐘です。 そしてこの鐘は、江戸時代以来の場所で、江戸時代に建てられた鐘楼にかけられ、今なお一日に3回、鐘がつかれ、その音色が時を告げています。 造られた経緯や経過が明らかな江戸時代中期の銅鐘の優れた作品としてはもちろんのこと、時の鐘にかかわるさまざまな要素が一体として保存されていることは、文化財としての価値を高めています。 さらに、今でもその音色が時を告げていることは、とても意義あることです。 夜明け前の時の鐘 時の鐘 鐘
「岩槻城の時の鐘」のお話 さいたままめ知識 寛文11年 (1671年)、時の岩槻城主阿部正春公が、領内の人々に時刻を知らせるために鋳造、その後火災で亀裂が生じたため享保5年 (1720年)に改鋳し現在にいたっています。 ここ埼玉県で「時の鐘」と言えば川越が有名ですが、10カ所以上あったと言われる幕府公認の江戸の鐘を含め、現在も一日に複数回の時を知らせ続けているのは、上野寛永寺の鐘、川越の鐘、岩槻の鐘の3カ所だけになりました。 この中で現存する鐘としては岩槻の鐘が一番古いものです。 ぜひ一度、悠久の歴史を育んだ鐘の音を聞きにいらしてはいかがでしょうか。 (1日3回6時・正午・18時) 1、岩槻の鐘 1720年改鋳 2、寛永寺の鐘 1787年改鋳 3、川越の鐘 1894年改鋳 所在地:
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