城 復元 予定
上田城のやぐらなどの復元を目指している上田市は、去年から懸賞金を出して絵図などの資料を集めていますが、情報提供が増えているとして
広大な小田原城をできる限り復元する。 そんな壮大な計画が小田原では進行中である。 城は明治になって前時代の遺物となった。 建物を維持するには手間も金もかかる。 壊れるままに放置される城もあれば、安い金で払い下げられる城もあった。 払い下げられて寺の山門となった門や遊女屋の建物として再利用された櫓などもあるが、解体されて薪となってしまった城もあった。 小田原城の場合、嘉永6年(1853)の大地震で被害を受けたがその修理もままならないまま、明治維新を迎えた。 そして明治3年、当時の県知事が維持管理の難しさから城を廃止することを明治政府に願い出て、平井清八郎という人に払い下げて天守と4基の櫓は解体されてしまった。 (写真提供:小田原市) あれ? 小田原城に天守はあるのに? と思われるかもしれない。
2015年から天守閣の木造復元に向けた計画が本格化し、2018年には工事のために天守閣への入場が禁止されている「名古屋城」。 しかし、今のところ石垣保全の問題などにより、天守閣の工事に取りかかれていないのが現状となっています。
石川県は、1月4日に行なわれた谷本正憲知事の会見において、金沢城 二の丸御殿の「表向」復元整備に着手することを発表した。 石川県では1996年に金沢大学跡地の用地を取得後、金沢城の復元整備に取り組んでおり、2001年の菱櫓・五十間長屋に始まり、直近では2020年にエントランスとなる鼠多門・鼠多門橋の完成まで、史実に則した復元整備を進めている。 最後の復元整備事業となる二の丸御殿のうち、儀礼や政務の場所であった「表向」部のうち、御殿ならではの装飾が見られ、御殿の顔ともいえる玄関や式台周辺、約240坪を第1期の整備として現在基本設計の作業を進めており、2022年度に実施設計作業に移行、2024年度の着工を目指すことを表明。 復元イメージも公開した。
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