毛孔 性 苔 癬 オロナイン
毛孔性苔癬は、一部の皮膚の毛穴の入り口付近に角質が溜まり、盛り上がって触るとザラザラします。 それらは赤い点々となりますが、痛みや痒みは感じません。 古い角質が溜まっている状態ですが、通常の洗い流しで取り除くのは難しいという特徴もあります。 擦ると角質が少し剥がれますが、またすぐに溜まってしまいます。 全身症状ではなく、二の腕や背中、太ももといった体の一部に発症します。 毛孔性苔癬の診療科目・検査方法 毛孔性苔癬は、皮膚科での診察や問診などによって確定されます。
毛孔性苔癬は、毛穴の奥深くにあり、毛根を包んでいる皮膚組織である毛包(もうほう)の細胞が異常な早さで角化することによって起こります。 角化とは、表皮の最も奥にある「基底細胞(きていさいぼう)」が細胞分裂によって「角化細胞」へと変化し、成熟しながら皮膚表面に押し上げられ、角質層を形成するプロセスのことです。 通常、形成した角質層は最終的には垢やフケとなって皮膚から剥がれ落ちます。 しかし、毛孔性苔癬の場合は、毛包内の細胞の角化が異常なスピードで進むために、古い角質が角栓(角質のかたまり)になって毛穴に詰まり、堅いブツブツとして皮膚表面に残ります。 発症の原因は完全には解明されていませんが、遺伝的な要因が関係していると言われています。
毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん) は、毛孔性角化症(もこうせいかくかしょう)とも言われ、毛穴周囲の角質が部分的に肥厚し、毛穴の周りがふくらんで、ブツブツやざらつきが生じた状態です。 二の腕や背中、太もも、ふくらはぎ、お尻などの肌表面に生じやすく、健康面において影響するものではありませんが、肌を露出する際に目立つため、ご相談も多い皮膚疾患です。 発症原因については、遺伝的な要素が強いと言われていますが、まだ明確になっていません。 若い方、肥満気味の方、敏感肌の方によく見られ、発症率は50%とかなり高いものです。 年齢を重ねるにつれて自然に治癒する傾向がありますが、40代、50代になっても消えない方もいらっしゃいます。 こんな症状なら「毛孔性苔癬」かも? 二の腕に小さいブツブツやざらつきがある
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