だいち 二 号
「だいち2号」は、災害状況の把握、森林分布の把握や地殻変動の解析など、様々な目的で使われています。 「だいち2号」に搭載された Lバンド合成開口レーダ(PALSAR-2) という観測装置は、 人工衛星から地表に向けて電波を照射して、その反射された電波を受信して観測を行います。 三菱電機株式会社がプライムメーカーとして、設計・製造を担当しました。 2014年6月に「だいち2号」によって取得された富士山周辺の画像 この画像は、土地被覆の状況をより詳しく判別するため、観測から得られた偏波のデータを用いて疑似的にカラー化されており、 大まかに緑色が植生、明るい紫色や黄緑色が市街地、暗い紫は裸地* 1 を表します。 * 1 ・・・建物や草木がなく、岩や土がむきだしとなっている土地
2024年2月号の主な収録コンテンツ 【EE Exclusive】 ※電子版限定先行公開記事※ ・「3D NANDの進化」に必要な要素とは 【Interview】 ・"建設にも高い専門知識が必要:米国の半導体製造「自国回帰」、ボトルネックは工場建設"
だいち2号 ( 陸域観測技術衛星2号 、 ALOS-2, A dvanced L and O bserving S atellite、 エイロス2 )は、 宇宙航空研究開発機構 (JAXA)が、 地図 作成、地域観測、災害状況把握、資源調査などへの貢献を目的として開発した「 だいち 」の後継の 地球観測衛星 。 三菱電機株式会社 がプライムメーカーとして設計、製造を担当した。 高度628kmの 太陽同期準回帰軌道 を14日で 回帰 し(だいちは46日)、 フェーズドアレイ 方式 Lバンド 合成開口レーダー PALSAR-2 により地表を観測するレーダー衛星である。 2014年 5月24日 [2] に H-IIAロケット 24号機によって打ち上げられた。 開発経緯
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