緯度 経度 単位
GIS Geolocation 緯度経度 Last updated at 2020-01-22 Posted at 2020-01-22 地図で使われる座標として緯度経度があります。 たとえば東京駅の場所はこのような緯度経度になります。 東経139度46分13.6秒 北緯35度40分39.2秒 (DMS形式) この座標表記は、 DMS (Degree Minute Second) 表記 と言われる、緯度経度を「度分秒(60進数)」を使って表したものです。 GIS の世界では一般的に DEG (Degree) 表記 と言われる、緯度経度を10進数の度のみを使って表す「十進経緯度(十進度)」を使用します。 まずは度分秒を十進経緯度に変換していこうと思います。 DMS表記からDEG表記への変換
2014/3/17 (月) 2023/2/15 (水) 地図でよく使われる座標として緯度経度があります。 たとえば日本経緯度原点はこのような緯度経度になります。 東経139度44分28.8869秒 北緯35度39分29.1572秒(日本測地系2011) 地理座標は「度(°)」「分(′)」「秒(″)」で表されますが、1度は60分で1分は60秒となり、「度」は十進数で「分」と「秒」は六十進数です。 このような異なる 位取り記数法 をコンピュータで計算するのは困難です。 そのため GIS の世界では一般的に「分」と「秒」を「度」に換算した「十進度(十進経緯度)」を用います。 ここでは、度分秒と十進度を相互に換算する計算方法を紹介します。 目次 1 計算フォーム 2 度分秒から十進度への換算
A オープンデータの経度、緯度欄を見ると、十進法度単位で入力されていることが分かります。 一方、A公民館の位置は度分秒単位で記載されているため、変換が必要です。 経度 139度41分11.03秒 = 139 + 41/60 + 11.03/3600 ≒ 139.713972度 緯度 35度54分1.33秒 = 35 + 54/60 + 1.33/3600 ≒ 35.900369度 よって、経度欄に入力する値は139.713972、緯度欄に入力する値は35.900369です。 なお、地理院地図・ 全国Q地図 の検索窓に「35度54分1.33秒 139度41分11.03秒」(緯度、経度の順番に注意)と入力して変換することも可能です。 2 測地系に注意! 古い地図・経緯度データは日本測地系です
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