動眼 神経 障害
眼球を鼻側(内側水平)方向に向ける筋肉です(動眼神経支配) 外直筋 眼球を耳側(外側水平)方向に向ける筋肉です(外転神経支配) 上斜筋 内側を向いたときに目を下に動かす作用と外転位に眼球を内側に回転させる作用があります。 上斜筋という名前ですが、下転作用があります。 上斜筋は眼球上部を眼球に対して内側方向に51度斜めに付着しているため眼球が51度内転した位置で収縮すると、眼球を後方から引っ張る形になり、下転作用が最大となります。 下直筋と協力して眼球の下転に作用します。 (滑車神経支配)
動眼神経が障害されるということは、瞳孔障害(対光反射のない状態)がみられれば脳動脈瘤が考えられます。 反対に、瞳孔障害がない場合であれば、脳梗塞や糖尿病、高血圧などによる動眼神経への虚血、頭部の外傷などが考えられます。 詳しく説明すると そもそも動眼神経は、運動神経と、眼筋に関係した感覚神経にも関与しています。 瞳孔や眼瞼の調節、上下内転などの眼球運動を担っている部分です。 神経核は中脳に存在し、この部位に障害が起きると、眼瞼下垂や複視、瞳孔不同、瞳孔散大などが起こります。 動眼神経が障害された患者さんは、一般的に眼瞼下垂の状態がひどく、自分では目を開くことができません。 そこで眼瞼を挙上すると、物が二重にみえる複視の状態をはじめて訴える人が多いのです。1. 眼筋 2. 神経・筋接合部 3. 末梢神経 4. 中枢神経 図1. 障害部位による眼球運動障害 低下や心筋症や小脳失調などを併発する Kearns-Sayre症 候群などのミトコンドリア脳 筋症がある。 進行性の外眼筋麻痺、網膜色素 変性、心伝導ブロック(心 電図異常)、四肢 筋の筋力低下、血中乳酸、ピルビン酸の上昇 や筋生検で赤色ぼろ線維(ragged-red)を 認 める。 その他、筋ジストロフィーや甲状腺眼 筋症などがある。 b) 神経筋接合部の障害 重症筋無力症が代表的な疾患である。 自己 免疫異常により後シナプス膜のニコチン作動 性アセチルコリン受容体に対する自己抗体が 生じ、この抗体により神経筋伝達が阻害され て症状が出現する。
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