直達 牽引 看護
整形外科病棟に勤務する1年目の看護師です。 直達牽引中の患者さんは、体位変換などどのようにするのか教えていただきたいです。 これから牽引中の方を受け持つ可能性があり、疑問に思いました。 牽引中の観察項目はたくさん出てくるのですが、日常のケアについて載っている参考書が見つけられませんでした。 質問したいこと ずっと仰臥位だと褥瘡リスクが高まってしまうと思うのですが、牽引中でも側臥位を取ることは可能ですか? 排泄は、オムツや膀胱留置カテーテル使用になるのでしょうか? ひとこと回答 ご質問ありがとうございます。 日々の業務お疲れさまです。 直達牽引中でも医師の許可の範囲内で体位変換は可能です。 ですが、きちんとした方法を用いなければ転位整復の目的は達成されません。
詳しく説明すると 牽引には直達牽引と介達牽引があります。 直達牽引とは、手術により、骨折部位の末梢骨に直接銅線を刺入させて牽引する方法です。 牽引力が強く、長期で実施できる長所がある反面、血管や神経損傷、また感染リスクも高いといったデメリットがあるのが特徴です。 そのため、適応となるのは安静保持が可能な方で、脛骨腓骨骨折などで筋力が強く骨折部の転位が起こりやすいと判断された場合は、直達牽引を選択されることが多いです。 一方、介達牽引とは、絆創膏やフォームラバーなどを皮膚に貼り、特殊牽引バンドから間接的に牽引を行う方法になります。 直達牽引より牽引力が弱いので、しっかり固定しなければ牽引を行う意味がなくなってしまいます。
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