アオバハゴロモ 卵
卵→幼虫→成虫の不完全変態(小変態)を行います。 どこにでもくっついてますし、集団でズラズラーっと並んでいることも多いです。アオバハゴロモの周辺には白い綿毛みたいなのが付いてることが多いんですが、この綿みたいなのが幼虫です。
アオバハゴロモ 特徴 野外や森林などに生息し、ウンカやヨコバイなどよりも、はるかに大きくて幅の広い三角形の翅を持つ。 年一化性で、越冬は卵、五月頃に孵化した幼虫は夏後半に羽化、成虫は秋まで見られる。
枝の中に産卵された卵で越冬し、5月頃に孵化します。 幼虫は白い綿のような分泌物に覆われています。 分泌物はロウ状で、触るとベタベタします。 アオバハゴロモの被害は? 幼虫も成虫も、植物の茎や枝葉に針を差し込んで樹液や汁を吸う、吸汁性害虫です。 たくさん発生すると、樹勢が衰える、実が落ちるなどの被害をもたらします。 また、排泄物はすす病を発生する原因となります。 さらに、幼虫の体を覆う白いロウ状の分泌物が美観を損なうこともあります。 アオバハゴロモの被害の多い植物は? ミカンなどの柑橘類、アジサイ、バラ、イチジク、ツバキ類、藤、柿、栗、桃、クチナシ、マサキ、カナメモチ、クワ、ユキヤナギ、コデマリ、梅、バジル、タンジー、ダリア、クレマチスなどあらゆる植物に寄生する可能性があります。
一般名称 アオバハゴロモ 学術名称 Geisha distinctissima Walker 症状 枝、葉裏、果梗に寄生し、樹液を吸汁する。 しかし、吸汁による被害はほとんど問題にならない。 ただし、幼虫が白色の綿状物で覆われているため、果梗部などに幼虫の寄生をうけると果実が白く汚れることがある。 発生条件 雑食性でかんきつの他に、なし、いちじく、クチナシ、キイチゴ、ヤブガラシなど多くの植物に寄生する。 年1回の発生で、枯れ枝中で卵越冬し、幼虫は5月中下旬に出現して、7月頃に成虫になる。 対策 (1)冬期の剪定時に枯枝を切って、適切に処分する。 (2)本種のみを対象とした薬剤防除は必要ない。 カイガラムシ類やアブラムシ類などの防除を行えば、本種の発生を抑制できる。 形態情報 防除指針
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