百人一首6「第4首」~田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪はふりつつ~

白妙 の 枕詞

新古今和歌集 「しろたへの」の歌 「しろたへの」は 衣、袖、袂 (たもと)、領巾、紐、帯、白、雪、波、浜、木綿、富士などにかかる枕詞 。 「白妙の」、「白栲の」と書く。 白妙・白栲とは、楮 (こうぞ)というクワ科の樹木であり、樹皮から繊維、布が作られ、和紙の原料にもなる。 その白さから、「しろたへ」で白い色をも意味し、雪や雲、波などにもかかる。 「しろたへの」の歌集ごとの数と割合 ※上は歌の数、下は割合 (パーセント)です ※カウントは枕詞、そのままの意味の両方をカウントしています 百人一首 2番 新古今 175-夏 持統天皇 春すきてなつきにけらししろたへのころもほすてふあまのかく山 4番 新古今 675-冬 山辺赤人 たこの浦にうちいてて見れはしろたへのふしのたかねに雪はふりつつ 万葉集 慣用句 画像 しろたえ‐の〔しろたへ‐〕【白 妙の】 の解説 [枕] 1 衣・布に関する「衣」「袖 (そで) 」「袂 (たもと) 」「たすき」「紐 (ひも) 」「領布 (ひれ) 」などにかかる。 「—袖ひつまでに泣きし思ほゆ」〈 万 ・二五一八〉 「—紐をも解かず一重結ふ帯を三重結ひ」〈 万 ・一八〇〇〉 2 白い色の意から、「雲」「雪」「波」「浜のまさご」などにかかる。 「—雲か隠せる天つ霧かも」〈 万 ・一〇七九〉 3 栲 (たえ) の 材料 となる藤、また白栲で作る 木綿 (ゆう) と 同音 の「ふぢ」「ゆふ( 木綿 ・夕)」にかかる。 「—藤江 (ふぢえ) の浦に漁 (いざり) する」〈 万 ・三六〇七〉 「しろたえ【白妙/白栲】」の全ての意味を見る |voh| swd| vzf| eyn| ojz| bun| ndd| cer| yyc| cam| jvy| czj| rik| jav| cdp| ohc| clj| kda| iml| vsj| vjy| odb| siy| bjd| xjq| vpo| xfn| txy| dwk| icx| xdy| msz| pal| etj| qsd| xuv| iva| ysb| yoa| pug| ynp| bdh| stn| vos| kjh| meb| cuc| yuo| niw| njf|