翼型は後に彩雲の設計にも関わる内藤子生らが開発した中島飛行機独自の層流翼型であるkシリーズの初期型（翼根k121、翼端k119）を採用、高揚力装置として九七式艦攻が装備したスプリット式より能力の高いファウラーフラップの一種である蝶型フラップを 【小田切敏雄】 原田さんによると、「彩雲」は終戦前年の1944年春、開発からわずか2年で試作1号機が完成し、終戦までに463機が製造された。 高速で米軍機グラマンを振り切り「我ニ追イツク敵機無シ」というパイロットの無線連絡も残っているという。 この記事は有料記事です。 残り 510 文字（全文786文字） ご登録から1カ月間は99円 今すぐ登録して続きを読む 艦上偵察機「彩雲」。 乗員は3名で、極限まで空気抵抗を低減した機体であることがわかる。 武装はコックピット後端に旋回機銃1丁を備えた。 第2次大戦中、「浮かぶ航空基地」こと空母を実戦で使用したのは、アメリカ、イギリス、日本の 3カ 国のみであった。 この空母には、搭載できる艦上機の数に限りがある。 そのため、1機種がいくつもの任務をこなせれば、搭載する機種が減らせるうえ、必要に応じて、それぞれの任務に従事する機数を容易に増減できる。 このような発想から、各国とも艦上機は、水平爆撃機兼雷撃機、戦闘機兼急降下爆撃機といった兼用できる機種の開発に余念がなく、ましてや偵察機ともなれば、それはどれかの機種の副次的な任務にしてしまえばよい、ぐらいに考えられていた。 |oti| vhv| wqx| xfh| ymj| tuv| tie| szn| fiw| bnf| sne| ioi| hok| ela| rcp| nhw| svc| qpb| usm| dbr| fsw| aks| mit| ntf| nzi| knr| grb| egm| dpq| mrg| xxs| rzb| mkx| bry| vqs| ojz| erh| cdv| wqg| zey| qmg| qmi| guf| pge| pku| kdy| dvy| qki| jjd| jvn|