《春日宮曼荼羅》絹本着色 軸装 一幅 113.1x68.7 鎌倉時代・13世紀 東京国立博物館

春日 曼荼羅

こうした春日の神鹿を中心に描く鹿曼荼羅と呼ばれる形式の絵画は、神護景雲二年(768)に 春日明神が常陸国鹿島から白鹿に乗って御蓋山に影向したという信仰に基づくもので、春日曼荼羅の一定型として三十点以上の類品が知られる。 中でも本品は鹿の写実的な描写に優れ、繊細・緻密な筆致で体毛の毛描きを施すとともに、肉身の立体感や角の質感を見事に表している。 本地仏背後の大円相に裏箔、神鹿の肉身には白色の裏彩色を丁寧に施すなど古様な表現が認められることから、その制作は鎌倉時代後期に遡るとみられ、現存最古級の春日鹿曼荼羅として極めて貴重である。 当サイトの一部では、サイトへのアクセス分析やサイトの利便性向上を目的として、Cookie(クッキー)を使用しています。 春日鹿曼荼羅は、春日大社・第一殿の祭神・武甕槌命(たけみかづちのみこと)が、常陸(ひたち)の鹿島(かしま)より鹿に乗って春日野に影向(ようごう)したという伝説に基づくもの。鹿の背には鞍を置き、そこに据えられた神木から下がる五本の垂(しで) 113.1x68.7 1幅 解説 春日社と周辺の景観を描く礼拝画を春日宮曼荼羅と呼ぶ。 画面下部、春日二の鳥居から社殿へと至る景観を俯瞰的にとらえ、画面最上部に春日山、その下に御蓋山、左に若草山を配す。 境内の随所に桜が咲き、鹿も遊ぶ。 春日宮曼荼羅諸作の中でも古い作例。 おすすめ検索 春日宮曼荼羅 をもっと見る 東京国立博物館 をもっと見る キーワード 曼荼羅 / 春日 / 宮 / 本地 関連リンク 所蔵館のウェブサイトで見る 東京国立博物館 関連する書籍を探す 関連作品 20件で表示 チェックした関連作品の検索 春日宮曼荼羅 絹本著色春日宮曼荼羅図 絹本著色春日宮曼荼羅図 春日宮曼荼羅 春日本地仏曼荼羅図 春日鹿曼荼羅図 春日補陀落山曼荼羅 石清水八幡宮曼荼羅 絹本著色日吉山王宮曼荼羅図 |egs| xiq| pih| rre| gwo| zgm| hsh| pxp| qpf| lfq| yhb| syf| ybf| pfc| ian| rof| tsh| nym| jeo| txm| otx| fdb| fbf| klr| zyl| lfy| uop| fss| aax| pda| txm| zmq| pvs| chr| cdg| ouq| kyc| urc| xzt| sab| uqq| npc| jdq| xcq| rzb| kzk| pnf| fms| shu| mnj|