走れ メロス 英訳 全文
あらすじ 両親も妻もなく妹と2人で暮らす羊飼いの青年 メロス は、16歳になる妹が近々結婚式を挙げるので必要となる品々を買いに村を出てシラクスを訪れた。 2年前は賑やかだった街が暗く寂しげで不審に思い、道で出会った 老爺 に尋ねると、人を信じられないため罪なき人々を ディオニス 王が処刑しているとのことであった。 それを聞いてメロスは激怒し、王を殺すことを決意する。 メロスが、のそのそと王城に入ると、すぐに捕らえられ、王のもとへ連れて行かれた。 メロスは王に向かって「死ぬ覚悟はできている。 ただ、村に戻って妹の結婚式を挙げたい。 処刑まで3日の猶予をください」と言った。 さらに「私を信じられないなら、身代わりにシラクスで 石工 をしている無二の友 セリヌンティウス を置いていく。
「 私 わたし は 約束 やくそく を 守 まも ります。 私 わたし を 3 みっ 日 か 間 かん だけ 自 じ 由 ゆう にしてください。 妹 いもうと が 私 わたし を 待 ま っています。 代 か わりに、セリヌンティウスという 大切 たいせつ な 友達 ともだち をお 城 しろ に 置 お いていきます。 もし 私 わたし が 帰 かえ って 来 こ なかったら、 私 わたし の 代 か わりにセリヌンティウスを 殺 ころ してください。 」 王様 おうさま は 笑 わら いました。 嘘 うそ だ。 メロスは 帰 かえ って 来 こ ない。 それなら、 3 みっ 日 か 後 ご にセリヌンティウスを 殺 ころ してしまおう。 王様 おうさま は 言 い いました。 「わかった。
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