舌 良性 腫瘍
1. 舌 した について 舌 した は、 口腔 こうくう 内にある器官で、表面の粘膜と、筋肉でできています。 前方約2/3の動かせる舌可動部( 舌体 ぜったい と呼ばれることもあります)と、後方約1/3の 舌根 ぜっこん に大きく分けられます(図1)。 舌可動部の表面の粘膜には、味を感じる 味蕾 みらい という小さな器官があり、舌で味を感じることができます。 そのほか、舌は、食べ物をかみ砕いてうまく飲み込むことを助ける機能や、正しく発音する機能を担っています。 図1 舌と周囲の構造 2.舌がんとは 舌がんは舌にできるがんで、口腔がんの1つです。 口腔がんは、舌のほか、 歯茎 はぐき や、上あご、 頬 ほお の粘膜などにできるがんです。
1週間後抜糸時 治療内容 3か月前より、右舌の表側にできもの(右舌の表面に3×2㎜の腫瘤)ができたと来院されました。 相談の上で切除を行いました。 線維性ポリープ(線維の増生を主体とする良性の腫瘤)との病理結果でした。 腫瘍・腫瘍類似疾患【右下8歯肉線維腫】 No.K-04 治療前 治療2週間後 治療内容 右下親知らずの頬側に腫瘤があり、気になるとのこと。 エプーリス(歯頚部にできる良性の腫瘤)と診断し、切除しました。 線維腫(コラーゲン線維の増生を特徴とする良性腫瘍)との病理報告でした。 切除後の歯肉の形は元に戻っており、再発なく経過しています。
まとめ 口の中にできる がん を総称して" 口腔がん "といい、口腔がんのうち、舌にできるがんが" 舌がん "です。 日本では1年間に約4,200人が舌がんと診断されています。 発症初期は 口内炎 と見た目が似ているので、「口内炎だからいつか治るだろう」と放置し、発見が遅れてしまうケースも珍しくありません。 そのため、舌がんを早く発見するためには、口内炎との違いについて知っておく必要があります。 舌がんと口内炎の違い 舌がん とは舌の上皮細胞が がん 化したもので、典型的な初発症状は舌の両側の縁にできる硬いしこりです。 初期は痛みがない場合が多いですが、歯に当たるなどの際に痛みを伴ったり、出血したりすることもあります。 通常、自然治癒することはなく、進行するにつれて症状が悪化していきます。
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