ジアセチル マンダム
株式会社マンダムは、ミドル男性に特有の脂っぽい汗のニオイ(ミドル脂臭)の原因成分である「ジアセチル」に対する感度は、個人差が非常に大きく、感度の良い(敏感な)群と悪い(鈍感な)群が存在することを、東北大学 文学研究科 坂井信之准教授との共同研究により見出しましたのでご報告いたします。 株式会社マンダム(本社:大阪市、社長執行役員:西村元延 以下マンダム)は、東北大学
「ジアセチル」は、使い古した油のようなニオイで、酢の主成分である酢酸の100分の1の量でもニオイを感じ、加齢臭の原因物質「2-ノネナール」に比べて空気中に広がりやすく、皮脂 (中鎖脂肪酸)と共存することで臭いが増幅するなどの特徴がある。 ただし、ミドル脂臭の原因成分「ジアセチル」に対して、臭いが敏感な人と鈍感な人が存在し個人差があることも明らかになった。 男女間や年代間における体臭に対する感受性の違いを明らかにするため、健常な日本人男女55名を対象にヒトの主要な体臭成分である「ジアセチル」と「イソ吉草酸」、「2-ノネナール」の嗅覚値を解析した。 その結果、ジアセチルに最も鈍感な人は、最も敏感な人が判別できる濃度の1万 倍の高い濃度でも、そのニオイを判別することができなかった。
マンダム技術開発センターは、老化初期の男性に生じる体臭の主原因をジアセチルと特定し、フラボノイドを含む数種の植物エキスが、皮膚常在菌によるジアセチル産生を効果的に抑制することを見いだした。 広島市で開かれている第65回日本生物工学会大会で2013年9月19日に発表した。 この記事は有料会員限定です 会員の方はこちら ログイン 2週間の無料トライアルもOK! 購読に関するご案内
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