スターバト マーテル
『 スターバト・マーテル 』は、 カトリック の聖歌 で、13世紀にヤコポーネ・ダ・トーディによって作られたと伝えられますが、作者は 教皇 インノケンティウスⅢ世に擬せられることもあります。 中世には グレゴリオ聖歌 として歌い継がれてきました。 歌詞が〝 スターバト・マーテル ・ドロローサ(悲しみの聖母は立ちたまえる…)〟から始まるところからこの名で呼ばれ、十字架に架けられた イエス・キリスト のかたわらに立ち尽くす、 聖母マリア の悲しみに思いを馳せた感動的な聖歌です。 あらゆる時代に作曲され続けた聖歌
スターバト・マーテル Stabat Mater 歌詞対訳 1. Stabat mater dolorosa iuxta Crucem lacrimosa, dum pendebat Filius. 悲しみの母は立っていた 十字架の傍らに、涙にくれ 御子が架けられているその間 2. Cuius animam gementem, contristatam et dolentem pertransivit gladius. 呻き、悲しみ 歎くその魂を 剣が貫いた 3. O quam tristis et afflicta fuit illa benedicta, mater Unigeniti! ああ、なんと悲しく、打ちのめされたことか あれほどまでに祝福された 神のひとり子の母が 4.
スターバト・マーテル』( Stabat Mater )は、ジョアキーノ・ロッシーニが作曲した声楽作品。現在知られる形で完成したのは1841年で、1842年にパリで初演して大きな反響を得た。全10曲からなり、演奏時間は約60分。
ポータル クラシック音楽 『 スターバト・マーテル 』( Stabat mater )は、 1736年 に ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ が作曲した声楽作品。 ペルゴレージ最後の作品である。 概要 ソプラノ 、 アルト 独唱と 弦楽器 という編成は、 アレッサンドロ・スカルラッティ が1724年に作曲した『スターバト・マーテル』と共通する。 このことから、スカルラッティの曲にかわるものとして依頼されたと推定されている [1] 。 スカルラッティの曲は ナポリ で毎年 四旬節 に演奏されていた [2] 。 スカルラッティとペルゴレージの曲はともに 世俗カンタータ と室内二重唱曲の影響を受けている [2] 。
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