肝 血管 腫 エコー
Wax and wane sign:肝血管腫の内部エコーは経時的に変化する。 Disappearing sign:術中エコーで肝表面より血管腫を圧迫するとエコーレベルが低下する。 Chameleon sign:体位変換により内部エコーが変化する。 限局性結節性過形成 (focal nodular hyperplasia:FNH) 特徴的な中心瘢痕を認める過形成結節。
肝血管腫は肝臓の良性腫瘍の中で最も頻度が高い腫瘍である。 病理学的にはその大半は海綿状血管腫に分類されるもので、非常に細い血管がスポンジ状に集簇したものである。 超音波Bモード画像では、高エコーの腫瘤あるいは辺縁に高エコー帯のある腫瘤として描出されることが多いが、これらの所見は必ずしも他の肝腫瘤と鑑別できる所見ではないことに注意する必要がある。 通常、超音波では内部に「血管」は描出されず、超音波ドプラで「流れ」も検出されない。 企画・制作: 超音波検査法フォーラム 協賛: 富士フイルムヘルスケア株式会社 超音波検査法セミナー 第5章:肝臓の超音波像あれこれ Chapter-3 肝血管腫
【 病理】 血管腫は非上皮性良性腫瘍である。 肝に発生する血管腫は海綿状cavernousと毛細管性capillaryに大別されるが、日常遭遇するのは前者である。 海綿状血管腫の大部分は径4cm以下であるが、 30cmに達するものもある2)。 肝内のいずれの区域にも発生し、肝表直下に存在することもある。 通常は単発であるが、 10%に多発することもある1)。 海綿状血管腫の割面は、幅の狭い結合織性間質により海綿状を呈する。 1層の内皮細胞で被覆された大小不同の内腔には血液が充満する。 腫瘍は肝実質と直接し境界には被膜の形成は認めないが、腫瘍辺縁部に萎縮した肝細胞や胆管が包含されることがある。 血管腔を海綿状に隔てる線維性隔壁は通常は菲薄であるが、ときに大きな瘢痕領域が存在することもある2)。
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